サトリーマンのつぶやき。

悟りきれない悟り世代、23才。 バンクーバーで大学生をやっていましたが、本帰国しました。来春から不動産デベで就業開始予定。

<たまには昔の話でも 2> プロム2

さて、今回もプロムのことをメインに帰国間際のことを書きたいと思います。

前回の記事をまだ読まれていない方は是非そちらを先にお読みください!

 

プロムプロポーサルも成功、さぁあとは当日まで楽しみに待つだけだなぁ〜♩と思っていたのですが

甘い!!

ここからが大変なのです。

まず男子は2人分のプロムのチケットを学校で買います。これはもうほぼ例外無く男子が出します、というか出費はほぼ男子持ちです。それも付き合っているかいないか、などにもよるようです。

次に女の子達は友達や家族などとプロムに着て行く用のドレスを買いに行きます。プロム用のドレスは一度着ると来年のプロムでは着れないので(なぜ笑)友達同士で貸し借りしたり従姉妹のを使う、なんてこともあるみたいです。また2年連続で同じドレスを着ていくことは恥ずかしいことみたいです。なかなかの値段がするものなのに大変ですね..。

僕の日本人の友達の女の子は同じ学校の友達に借りて行ったようです。

そして男子はタキシードかスーツを着るのですがこちらはほぼレンタルです。僕もホストブラザーとマザーと一緒にタキシードを選びに行きました。みんな黒のタキシードを着ているのと僕は学校のコンサートバンドの演奏の時に黒のタキシードをよく着る機会があったのでプロムには白のタキシードを着て行きました。

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大抵はパートナーのドレスの色とシャツやネクタイなどの色を合わせるのですが彼女が旅行に行っていた関係で僕がタキシードを選ぶ方が早くてそこまですることは出来ませんでした。

しかしパートナーをゲット出来なかったホストブラザーの前でそこまでするのはかわいそうかなというのもあったので別に良かったです。

ちなみにプロムは1人で参加するのも可能です。(可能なだけでほぼいないですが..)

 

さて、着るものも決まりいよいよ気分も高まってきたところで次は花屋に行ってコサージュのオーダーをします。大抵はお互いがパートナーのためにオーダーした当日の朝引き取りに行きその後プロムの前の写真撮影タイムの時に交換します。彼女のドレスは水色だったのでお花屋さんは白のバラをベースにしたものを作って下さいました。

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さて、いよいよ当日です。

他の人がどんな感じでプロムを過ごしたのかは分からないのでとりあえず僕がどんなことをしたか書いておきますが大抵みんなこんな感じのスケジュールです。

プロムは夕方からなので朝やお昼は頼んでおいた花を取りに行くぐらいであとはそわそわするだけ笑

それから僕たち男子は昼過ぎ頃からぼちぼち用意をしだしパートナーと待ち合わせをしている写真スポットに向かいます。ちなみに女の子だと髪を巻いたりネイルサロンに行ったりするので朝から大変みたいです。

僕はホストブラザーと近くの大学の庭園に行ってホストファミリーやおじいちゃんおばあちゃんと一緒に写真を撮りました。その後彼女が来たあとは彼女や彼女の家族と写真を撮ったりしました。向こうのお父さんが怖い顔でファインダー越しにめっちゃ見てくるのでなかなか緊張しましたw

 

それから写真を撮り終わると2人で、あるいは友達とディナーを食べに行くのですが僕は留学生で運転出来ないので彼女の家族の車に乗って一緒にディナーを食べに行きました。

 

そしていよいよプロムの会場に向かいます。

学校によって体育館でしたりどこかのホールを借りたりと色々なようです。僕のホスト校は街のホールを借りて会場にしていました。

エントランスを抜けるとすぐに写真ブースがありここでプロのカメラマンに写真をとってもらえます。もちろん費用は男子持ちです笑

ダンスホールは踊る場所と、休憩用の机やイスが置いてあるところがあり休憩用のスペースにお菓子や飲み物のテーブルがあります。f:id:KoheiD:20160928154253j:image

あとはDJの流す曲に合わせて楽しむのみです。

途中で疲れたら他のカップルを冷やかしたり友達と写真撮ったりしてそれぞれ思い思いに楽しんでいました。

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またこれはプロム以外のパーティーでもそうなのですがパーティーの最中で何度かロマンティックな感じの曲が流れそういう曲のイントロが流れると付き合っている男女がセンターに集まってスローダンスを踊ります。僕が初めてスローダンスを踊ったのはウィンターフォーマルの時に違う女友達とだったのですが距離が近過ぎて目のやり場に困ったのを覚えていますw

あの微妙な距離が気まずかったらぎゅっと引き寄せてそのままテンポに体を揺らすだけでもokです、というかパーティー終盤になるとみんなもうべったりで曲終わりにそっとキスみたいな感じでした。

やっぱりスローダンスは思い出深いものがあり彼女と初めて一緒に踊った曲も最後に踊った曲もまだ覚えています。

たまにその曲がラジオなどで流れてくると懐かしいなと思うのと同時に心の隅がきゅっとなります。

 

そうして僕の最初で最後のプロムは無事に幕を降ろしました。プロムは準備が大変だけれど日本ではほぼ出来ない体験だと思うのでこれからアメリカなどに高校留学に行かれる方でもしプロムに参加出来る機会があったら是非参加することをお勧めします。とういかプロムに限らずスポーツやダンスパーティー、地域のイベントなどにどんどん顔を出して友達を作って色んな経験をすることが大事だと僕は思います。

今はもう大学生ですがそのマインドは今も大事にしています。

 

最後に楽しかったプロムですがこの次の日から僕と彼女は友達に戻ることになりました。

その話もまたしたいなと思います。

今日もお読み下さりありがとうございました。