サトリーマンのつぶやき。

悟りきれない悟り世代、23才。 バンクーバーで大学生をやっていましたが、本帰国しました。来春から不動産デベで就業開始予定。

〈たまには昔の話でも 3〉 Time to say goodbye

こんばんは。

今日も帰りのバスの中でこのブログを書いています。

もうすぐMidterm exam(中間試験)があるために最近結構時間に追われています。

朝に授業がある日は6時起床→身支度して出発→大学の食堂で朝ごはん→キャンパスまで歩いて行き授業を受ける(FICは基本一コマの授業が4時間もあります!)→食堂で昼ごはん→図書館で勉強→ディベートのチームのミーティング→ジムでworkout or クラブの練習→晩御飯→図書館で勉強→10時ごろ帰宅→就寝、といった生活をしています。

人間暇だとロクなことをしないと言うし僕は思いっきりそうなので笑なかなか充実した日々を送れています。

今日でとりあえず"たまには昔の話でも"編を一区切りするのでまた明日から大学のことなど書いていきたいなと思っています。

 

さて、前回はプロムの2日後に彼女と友達に戻ったというところで終わりました。

(前々回と前回の記事をお読みになっていないかたは是非そちらを先にどうぞ)

まず"友達に戻った"じゃなくて別れた、ってはっきり言えよ!というツッコミが飛んできそうなのですが僕は敢えてこの表現に拘っています。

別れた、って何か"もうお互いのことなんか知らない、もう好きじゃないからあなたとはさよならだ"というような悲しいニュアンスが含まれていると思うんです。もう全部そこでおしまい、あなたとは全部おしまい、写真もプレゼントもSNSの投稿も何もかも捨てて消してあたかも何もなかったみたいな。(僕の勝手な解釈ですが)

でも僕達はそうじゃなかった。お互いSNSの投稿は今もそのままだし少なくとも僕は写真もプレゼントも置いあります。それは未練タラタラとかいうのでは無くて僕の中で彼女とのことは終わったことだけど全部大事な思い出で僕の一部だから消す必要も忘れる必要もないといった感じなのです。それはこれから違う誰かとのご縁に恵まれたあとでもそれは変わらないと思うし、それが僕にとっての"誰かと付き合う"ということなんだと思います。

 

プロムは4月の最後、僕の帰国日は6月でした。
帰国まで3カ月を切ったあたりからオリビアとのことはどうしよう、さよならを言っても傷付けてしまうだろうしきっと遠距離もお互いにとって良くないだろうなと思っていました。でも大学受験の手続きやプロムや卒業式の準備などでバタバタすることでなんとかそのことを無意識に意識の外に置いていたんだと思います。
でもオリビアはずっとそのことを考えていたようでした。

そしてプロムの日、最後の曲が流れた時お互い、これが一緒に踊る最後の曲だ、というのがなんとなく分かってた気がします。プロムの最後にしては何故か少し悲しげなAdeleのWhen we were young という曲でした。

https://youtu.be/DDWKuo3gXMQ

曲が終わってもお互い離れられずそっとしたキスが今思い返せば2人の最後のキスでした。
 

プロムが終わった後も次の日もずっと元気が無いというか僕を避けているような感じがしたので、"調子悪いん?なんか話したいことでもあるん?"と聞いても"大丈夫。別に何もないよ"と帰ってくるばかり。それでもきっと何かあるなと思ったのでオリビアの親友で僕とも仲が良かった女の子に何か知らない?とテキストしたところ、知っているけど私の口からは言えない。あなた達でちゃんと話あった方がいいと思うよ"と言われました。

そこでオリビアにテキストしたところ"あなたの帰国日が近づいてきて最近そのことばかり考えてしまってとても辛いし悲しい。これ以上は耐えられないしお互いがお互い自身をこれ以上傷つけ合うのは良くないよね。きっと私達そろそろさよならの準備を始めなきゃいけないと思うの"というよな返事が返ってきました。急なことでびっくりしたし夜遅くだったのでとりあえず明日の朝、学校でちゃんと話そうということで翌朝図書館で待ち合わせることでその日は終わりました。

そして次の日の朝、実際に話してみると辛そうに昨日のテキストと同じようなことを話してくれました。また"I still love you, but I cannot stand with this anymore. It's too much for me.."と悲しげに言われじゃあ友達に戻ろうか、と言うと"そうだね"という返事でその時を境に僕達は元の関係に戻りました。

お互い好き同士でもさよならしなきゃいけないこともあることを初めて知った瞬間でした。

 

そのあとそれぞれの教室に戻ったあと何だか気まずくてそれから2日ほど何も話せずにお互い避けあっていました。毎日帰る前にしていたハグも練習あとにチェックをするのを楽しみにしていたテキストもその日から全部なくなって何かが日常から急にぽっかり抜けてしまったような喪失感を感じました。

でもそのあと違う友達から、"あの日オリビア図書館から戻ってきたあと教室で泣いていたけど何かあったの?"と聞かれオリビアもきっと傷ついているしこんな状態では帰国出来ないと思いまた付き合う前だった頃のように"友達"として接するように努めました。

 それでもオリビアにとっては初めてのbreak upだったし(僕が初めての彼氏でした)接し方が分からないようで相変わらずぎくしゃくしていました。

そうして卒業パーティーにも卒業式にも来てくれず帰国前にちゃんとケジメをつけたいなと思っているといつもの仲良し4人組で最後に遊びに行こうということになりました。

なのでその時に手紙を渡してハグをしてそれが最後でした。

 

まさか留学先で現地の女の子と付き合うことになるとは考えてもいなかったし彼女のおかげで勉強もはかどったし、さらに友達を作ることが出来たし楽しい思い出もたくさん作ることが出来ました。

いつかお互いもっと成長したとき"こんなことあったよね"なんて笑いあって話せる時が来たらいいなと思っています。

 

こんなこんなでとりあえず、"たまには昔の話でも"編は今回で一区切りです。

自分の気持ちの整理もかねて書いた文章ですが少しでも何か感じて頂けたところがあればありがたい限りです。

さて、ここバンクーバーでは新しい出会いはあるのでしょうか?笑

四年間独り身というのも寂しい話なのでいいご縁に預かれたらなと思っています :)

今日もお読み下さりありがとうございました。

それではGood night!