サトリーマンのつぶやき。

悟りきれない悟り世代、23才。 バンクーバーで大学生をやっていましたが、本帰国しました。来春から不動産デベで就業開始予定。

Day 149 今年もあいつがやってくる

こんにちは。

こちらは最近ようやく雪が溶け出して地面が顔を覗かせてきました。あったかくなってきたのは嬉しいのですが溶けた雪が所々凍って道が凍結しているとつるっとなっておっかないです。滑って頭を打って病院送りになった人もいるので気をつけないと。

山恐るべし。(僕のキャンパスは山頂にあります)

 

さてタイトル通りなのですが今年もあいつがやってきます、、

そう、、

バレンタイン‼️

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絶賛予定無しなのですが何があるか分からないのが人生です。Wish me luck!

(クリスマスは結局友達と過ごしました笑)

 

さて最近身の回りで❤️なことが全く起きていないので今日は惚気も入ってはいますがノースアメリカのバレンタイン事情をご紹介したいと思います。

日本ではバレンタインといえば女子が好きな男子にチョコレートをあげる、というのが基本ですよね。最近「友チョコ」「義理チョコ」など色々な雑多なものが派生してきて随分コマーシャライズドされて来たな、と思うのですが男子目線からすると女の子からチョコを貰って嬉しくないわけがないです笑

 

しかしノースアメリカでは真逆で男子が女子にお菓子や花束などのプレゼントを贈るのです。これは女性の皆さんからすると嬉しいのではないでしょうか。

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彼氏がいたら面倒なチョコの準備をすることもなく、待っていたら彼氏がデートに連れて行ってくれてプレゼントまでくれるのですから至れり尽くせりですよね。彼氏にもよりますが大抵の人は何かしらしていたと思います。

 

僕は去年はアメリカにいたのですが現地のある女の子のことが好きでした。金髪で青い目の女の子でとっても可愛かったのですが、どうも向こうも僕に好意を持ってくれていたようだったのです。そこでこちらのバレンタインの風習を聞いた僕はバレンタインの日に彼女をデートに誘って告白しようと計画を立てました。しかし住んでいたのは最寄りのスタバが車で45分、電車もバスもタクシーもないど田舎だったでかなり困りました。遊びに行けるところはすごく限られているし、最難関はどこに行くのにも誰か運転出来る人にお願いしなければならなかったことでした。一個下の(女の子とは全く縁のない)ホストブラザーがいる僕のホストファミリーにはとてもじゃないけれど頼めなかったので結局その女の子のお母さんが連れて行ってくれることになりました。後から聞いたら監視するためだったそうなのですがw

そして当日までにプレゼント用のお菓子と花束、そしてメッセージカードを準備していざデートです。デートプランは映画を見てご飯を食べて終わりという中学生の初デートみたいな感じだったのですが他にあの街で出来る楽しいことといえばWalmartでかくれんぼぐらいだったのです。当日は彼女と彼女のお母さんが迎えに来るまで緊張していたのですがお母さんも優しい人でお菓子をプレゼントしたあとは映画館まで三人で仲良く?喋っていました。さて映画館についてやっと二人きりに。映画は彼女のチョイスでカンフーパンダ2を見ました。彼女のお家が中々厳しい家庭でpg16のものなどは全部見られないそうでした。ひええ

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映画のあとは隣のピザハットでご飯を食べて帰ることに。ちなみに地域にもよると思うのですがアメリカでは例え高校生でもデート代は基本男子持ちです。それと正式に付き合っていなくてデーティング期間なら他の異性とキスやセックスも別に全然オッケーみたいです。僕の周りの友達もそりゃそうだといった感じだったのでおとなしく従っておきました。

 

さて、ここからが勝負です。

映画もご飯もいわば前哨戦、ただのウォームアップです。さすがにカンフーパンダとピザハットで彼女のハートを射止られると思うほど僕もおバカではありません笑 ご飯のあとはまた彼女のお母さんが僕の家まで送ってくれました。そして僕のホストファミリー宅に着いた時に「渡したいものがあるのでちょっと時間いいですか」とお母さんにokをもらった後にオリビア(彼女)を連れてガレージ横へ。ここで待っててと言って僕は一度花束とカードを取りに家の中へ。ホストファミリーは僕が普通に帰ってきたと思ったみたいで「楽しかった?」「お花家に忘れて行ってたよ」と言ってくれたのですが「今オリビアをガレージ横で待たせてるからちょっとあとでね」と言うとホストマザーは察してみてくらいでうふふ、と言った顔をしていました。ちなみにホストファザーはwtfって顔をしていましたw

花束を持って現れた僕を見たオリビアはちょっとびっくりしていましたが「これバレンタインだから」と渡すと「ありがとう」とちょっぴり赤くなりながらにこっとしてくれました。そして花束の中にあるカードに気付いた彼女。「ハートの中の赤い紙を開けて」

ちなみに僕が渡したのはこんな感じのピンクのバラの花束とハート型のカード。

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このハート型の折り紙カードは作り方を調べて頑張って作りました。"Will you be my Valentine?"はバレンタイン限定で使える告白フレーズで"僕の彼女になってくれませんか?"っていう意味です。

「Will you be my valentine...?」

「..Yes!」

思わずほんまかいなと思った僕は

「I mean will you be my girl friend?」と聞き返してしまいました。

lol Yes!!」

良かった、ちゃんと通じていたというのと返事がYesだったというのでほっと&嬉しくなった僕は”ありがとう”と言ってそっとハグしました。そのあとにしたキスが僕らの初めての、彼女にとっては人生初のキスだったそうです。あとに「初めてのキスがKoheiで良かった」と言ってくれた時にそのことを知りました。ちなみに彼女の家では16歳になるまでは異性と交際するのは禁止だったそうなのですが(彼女は当時15)オリビアのお母さんが僕のことをすごく気に入ってくれて特別に許してくれました。

そして僕の18年間の中で一番素敵なバレンタインは終わりました。

 

このままだと僕の19年間で一番素敵な、になってしまいそうなのが悲しいところですが毎日色々忙しいので日々精進します。今セメスターはたくさん読み物をしなければいけないのでこれが書き終わったらまた戦ってきます。

それではいい週末を!

Have a good weekend!