サトリーマンのつぶやき。

悟りきれない悟り世代、23才。 バンクーバーで大学生をやっていましたが、本帰国しました。来春から不動産デベで就業開始予定。

留学の終活。

こんにちは。

一月ももうすぐ終わろうとしていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

バンクーバーは先週ぐらいまで雪が積もっていましたが、今は連日の雨です。

雪も困るけど、ずっと雨もなかなかです笑

 

早く夏来ないかな。

 

さて、タイトルにもある通りこの春学期、そして次の夏学期で僕の四年間のカナダ留学もお終いです。あっという間だった気もするし、初めにカナダに来た時のことを思い出すと遥か昔のようなことにも感じます。

 

初めての一人暮らし、初めての海外生活、初めての町、初めての学校。

友達も家族も親戚も知り合いが誰もいないところで、新生活を始めた時のことが遠くなつかしい思い出のような気がします。

 

初めは全然友達いなくて孤独との戦いだったし、家事、自炊も慣れるまで大変だったし、学校の勉強も難しかったし、とりあえず毎日をちゃんと生きていくのに必死でした。

 

それも二、三年生になったら色々要領よくこなせるようになって、良くも悪くもバンクーバーでの生活に慣れていきました。いつか日本に帰らなければならないことをあまり意識せず、いつまでもここにいるような気分になっていたのです。

 

でも帰国後の就職先も決まって、卒業が見えてきた時、もっとカナダで残された時間を大事に過ごさなければいけない、と思いました。今一緒に遊んでいる友達とも離れることになるし、慣れ親しんだこの町ともお別れする日が近づいている、自分は留学生活の最後のまとめ期に入っているんだとようやく実感したのです。

 

 

アメリカを離れる時も、沢山の人にさよならを言わなくちゃいけなくて辛かったけれど、こうやって色んな人出会って、一緒に時間を過ごして、それらが思い出になっていくプロセスが、大人になるってことなのかな、と思いました。

 

きっとカナダを離れる時も、同じような思いをするのだろうけれど、その時「俺ちゃんとバンクーバーで生き切ったわ」と感じられるように、残りの時間をしっかり噛みしめつつ日々生きていく所存です。

 

大袈裟だけれど、この感覚って死ぬ前のそれと似ているのかなと思います。

普段、いつも通りの生活をしている中で、終わり、区切り、を意識することってあまりないから、今この時、ここにいることを雑にしてしまう。そして終わりが近いことに気付いた時に、ようやくその大切さに気づく。

 

就活はもう終わったので、これからは留学生活の総仕上げとしての終活に取り組んでいこうと考えています。

 

2020年、皆さんも素敵な年にして下さい。