サトリーマンのつぶやき。

悟りきれない悟り世代、23才。 バンクーバーで大学生をやっていましたが、本帰国しました。来春から不動産デベで就業開始予定。

Day 79 19歳、正規留学生としての苦悩

こんばんは。

アメリカ大統領選、トランプが勝ってしまいましたね。僕もFBを見ていたらほとんどのアメリカ人の友達はヒラリー推しで嘆いていたのですが、それでも少しはトランプ支持の人たちもいました。正直メンツを見ると、なるほどねって感じでしたがw

カナダの移民申請サイトもクラッシュしてしまったしこれからどうなることやら。。

 

さて政治的なことは皆さんそれぞれのご意見をお持ちだと思うのでこれぐらいにして今日の記事の内容について。タイトルから暗い投稿なのはお察しして頂けるかとは思いますがたまには自分の感情的なことも記事にしてみてもまた何年か後にまた自分で振り返られるかもしれないからいいかなということで今回このタイトルにしました。

 

さて最近すごく思うのが ”自分はもう交換留学生じゃなくて正規留学生なんだよな”ということです。去年僕はアメリカのミシガン州に1年間交換留学生として現地のホストファミリーのお宅に滞在していました。彼らはボランティアで僕を受け入れてくれた上とても良くして下さり今でもおじいちゃんおばあちゃん、いとこやおじさんおばさんなどともFBでやりとりをしたりしていて良いご縁に恵まれたな、と感謝しています。初めての海外生活で、さらに英語もかなり拙かったのですが現地で友達や大切な人も出来てとても楽しい日々を送っていました。そりゃ初めての海外生活でよそのお宅で(もう今は”よそ”ではないんですけどね)初めましての家族と共に1年間生活していたので、初めてのことばかりの非日常が日常に近づく過程で色んなストレスはありました。さらに僕は向こうにいる間に大学進学の準備もしていたのでそういうしんどいさも多々ありましたがそれでも楽しかったです。毎日友達と授業を受けて仲いい人たちと一緒にお昼御飯を食べて、放課後はクラブでチームメイトと汗を流し、あのこじんまりとしていながらもあったかい人間関係は正直日本の僕の高校では味わえなかったものでした。なので日本に帰る前にみんなと別れるのは本当に辛かったです。中でもとっても仲良かった同じく留学生だった友達とお別れした時のことは今でも鮮明に覚えていますし、当時付き合っていた人との間にあったことも全部とても辛かったです。今でも彼らのことは恋しいしたまにメッセージのやりとりなんかをしていてもちゃんと会って話せたら良いのにな、と思います。それだけ良い人たちに囲まれ、守られていた1年間でした。

 

ところ変わって今年の秋から僕はカナダのバンクーバーにあるSimon Fraser University (SFU)という大学に付属しているカレッジに通っています。SFUは中規模サイズの大学でありながらカナダ国内でもレベルの高い大学で特にビジネスと犯罪学が強いことで有名です。僕も来年にSFUに編入できるように頑張っています。現在大学の寮で一人暮らしをしていて自由に生活できるのは本当に嬉しいですがやっぱり家族と過ごすのが一番楽ちんだなと思います。洗濯はしてくれるし(アメリカでは自分でしていましたが笑)寝過ごしてたら起こしてくれるし風呂は沸かしてくれるし何よりも自分のことを身近で気遣ってくれて守ってくれている存在というのは心強いものです。実はこちらに来てから恐らくストレスが原因で消化器系をやってしまいこちらの病院のお世話になりました。その時も自分でクリニックを探して行って大量に血を抜かれてと中々気の滅入るものでした。他にもやはり自分に降りかかってくる責任が今までとは段違いに多くて今まで甘ちゃんだった分もっとしっかりしなくちゃいけないなと思う日々です。そんなこんなで今までよりストレスフルな生活なのにさらなる問題が。。

親しい友達が少ない!

いるにはいるんですがみんな取る授業も違うし住んでいるところも違うしお互い忙しいので頻繁に会える友達が少ないです。そういう面では学校に行けば毎日友達みんなに会える高校生時代は良かったなと思います。これは自分が留学生ということもあるし、まだ初めてのセメスターの中盤ぐらいなので気長に良い友達をもっと作っていこうと思っています。

 

そんなこんなでメンタルが弱めな時に日本の友達が”今日は友達と遊びに行ってきた!”,"飲み会楽しかった!","学祭最高やった!"みたいなことをツイッターやFBであげているのを見ると楽しそうでいいな、なんてSNSに毒される典型的な人みたいに思ったりしてしまいますw 僕の場合やっぱり勉強は大変で平日は授業があったら1日7,8時間は勉強しているしバイトはおろか平日に遊びに行くことはほぼ不可能です。僕自身、要領が良い方ではないし新入生ということもあるのですがそれでも中々身に堪えます。さらにアメリカなどにいる日本人留学生の友達や先輩に相談しようにもほとんど皆さん大学入学以前に海外経験があって英語はぺらぺら、大学もすんごいところに行っている方々がほとんどであんまりこのレベルの悩みは共有出来ないだろうなという感じです。また全体的に日本にいる大学生は海外の大学生より勉強に時間をあてないし入ってしまえば卒業も比較的簡単で(あくまで全体的にという話です)そういう道はどうだったんだろうなと考えることもよくあります。でも実際答えは自分でも分かっていて"それ自分的におもろないやろ" というものなんなのですよね。自分はそんなに無難に生きたいん?違うやろ?って。そんなこんなでなんとかしんどい時は自分自身を鼓舞しながら頑張っています。

 

最後に。

正規留学しているんだ、という話になると"良いね"、"楽しそう"、"羨ましい"なんてことをよく言われます。正直なところ思うのはあなたの思っている留学と本当の正規留学は違うと思うよってことです。確かに楽しい時は楽しいしチャンスを与えてもらえてラッキーだなとも思っています。でもそれでも海外旅行とは違うんです。短期や交換留学とは違うんです。もっとドロドロしていてきつくて、でもそれでもやりがいがある、そんなものだと僕は感じています。これから正規留学をお考えの皆さんはそれぞれのイメージや留学斡旋会社の甘い誘い文句に惑わされることなくしっかりとした意思を持って臨んで頂ければきっと素敵な留学生活になると思います。

自分もまだ19歳。これからも精進していく所存です。