"海外で日本人男子がもてない" 5つの理由 (2019 アップデート版)
日本人男子ってホンマに海外ではモテへんの?
留学を考えている皆さん!
特に男性諸君!
英語も話せるようになって色んな国の友達も作って勉強も頑張って。。ってまあそういう綺麗事はおいておいて(もちろん大事ですよ笑)恋愛したい!外国の人と付き合いたい!って方も少なくないと思います。そしてワクワクしながらGoogleで「日本人男子 海外 モテる」などと検索したらいかに日本人男子がダメか、という記事がたくさん出てきて「ああやっぱりそんなものか、、」とがっかりしてお終い、なんてこともあるかもしれません。
しかし! 僕の経験からも僕の周りの日本人の男友達を見ていても全然そんなことは無いと思います。むしろみんな結構楽しくやっています。
とりあえず安心して下さい。
しかし"日本人男子モテない"系のブログに書いてあることも割と事実だとも思いますし、自分の個人的経験と周りの少人数のデータを元に全体を語るのは信ぴょう性に欠けるとも思います。
ということでアメリカとカナダで日本人以外とお付き合いさせて頂いたことがある僕が、男性の皆さんへ学生目線で自分なりに思うことを今日は書いていきたいと思います。ちなみに僕自身は身長も見た目も日本人平均ぐらいで特にモテるわけでもない普通の大学生なので割とあてになる内容になると思います。
(2019 アップデート版:オリジナルの記事を書いてから時間が経ち、色んな経験や見聞きしたことを踏まえて多少変更しました)
女性の皆さんはこちらの記事に目を通してみてくださいね。
それでは見ていってみましょう!
短所編
英語が話せないからダメ!
いやもうこれはどうにもなりません、勉強しましょう。
当たり前ですが英語圏への留学に英語力は必須です。英語が話せない=コミュニケーションがとれないで恋愛どころではないです。学生の方なら授業も分からないことになるし生活を送るのも楽しくなくなってしまうと思います。僕も最初の頃アメリカにいた時は相手が何言っているのかよく分からないことが多かったし自分がなんて言ったらいいのかももちろん分からない、みたいな状態で苦労しました。これはほとんどの方が絶対に通る道です。頑張って勉強して話しまくりましょう。部屋に籠もったり日本人とばかりつるんで日本語を話してばかりなんてもったいなさすぎです。話して話して話しまくりましょう。僕はホストファミリーや学校の生徒にたくさん話して今では日常生活ではほぼ問題ないレベルになりました。大丈夫、英語はたくさん勉強してたくさん話せばちゃんとある程度話せるようになります!
という訳でとっても当たり前ですが英語は話せるようになりましょう!
(2019版)
やっぱり英語は話せた方が良いです。モテる、モテないという以前に英語を話せない状態で英語圏に住み続けるのは何かと難しいです。
しかし
英語が話せなくても何か一芸に秀でていたらあんまりコミュニケーションをとれなくても惚れられるケースもあるみたいです。
知り合いのワーホリの方が柔道が凄く強い人で、ほとんど英語は話せないのですが現地のカナダ人に気に入られそのまま結婚していました。結構べっぴんさんでその方も柔道をしています。
やっぱり何か飛び抜けたところがある人はカッコいいということなのでしょう。
レディーファーストができないからダメ!
ここです!僕が一番突っ込みたいのは!
レディーファーストといえば、ドアを開けて先に女性を通してあげる、歩道では危ないから女性を内側にしてあげる、こんなことも出来ないから日本人男子は...なんて語り出す留学帰りの女性の方がいたらレディーファーストの起源を知っているか聞いてみましょう。まず知りません。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますがレディーファーストは中世ヨーロッパでの男尊女卑をバックグラウンドとしています。当時は暗殺が多かったことから男性が自分の身を守るために女性を先に通していた、当時は下水処理設備が整っておらず窓から汚物を外に捨てることもありそのため男性は歩道の外側を歩いていたetcなど僕からしてみたらはっきり言って恥の風習の名残だと思います。海外の男性はただ自分の生まれた場所の風習に従ってるだけで日本人の多くが食事の前に「いただきます」と手を合わすのと大差ないのです。それなら日本語の「女性は三歩下がってついていく」に込められたいざという時は男性が盾になって女性を守る、という言葉の方がよっぽど”レディーファースト”の意味を持っているのではないでしょうか?
さて鼻息荒い文章になってしまいましたが以上が僕の「レディーファースト」に対する個人的な意見です笑
さてそんなレディーファーストという概念に対して懐疑的な僕ですが日本人や海外の女友達から「Koheiはレディーファーストが出来てるよね」「Koheiはgentlemanだね」と言われることが少なくありません。僕は歩道を歩く時だいたい自分が相手の右側になるように歩いています。結果的に相手が外側になろうが内側になろうが基本的には関係ありません。僕は右利きなので何かあった時その方が反応しやすいと考えているし大体歩道の外側が危なくて内側が安全という考えもいまいち賛同できません。車道から車が突っ込んでくる確率と歩道側の物陰から不審者がとびかかってくる確率を議論するのは普通に考えてナンセンスです。また初めて行くレストランなどでは僕がドアを開けて自分が先に入ります、というのも予約を取っているときは店員さんと話さなければいけないのは自分だし知らない場所に先に女性を先に入れるという行為に抵抗を感じます。そんないわゆる”レディーファースト”をしていない僕がレディーファーストできてるねと言われるのは思いやりがあるからだと自分では考えています。要はちゃんと自分で考えて理由を持って行動出来ているのだと思います(多分笑)。だから自分で言うのもなんですが小さな子供にも好かれるし年配の方にもよく思ってもらえます、むしろ同年代の異性からもうちょっと興味をもって欲しいと思うぐらいですw
なので自分なりにまとめるとしたら相手のことを考えて行動できるようになると素敵ですよね、ということになります。薄っぺらな上辺だけの"レディーファースト"を真似たところで仕方がないしかといって思いやりをもった行動を出来なければ人から好かれることもないのです。僕も気をつけていきたいところです。
体が華奢だからダメ!
筋トレしましょう、ちゃんと食事をとりましょう、良質な睡眠をしましょう、ごつくなりましょう。僕もまだまだ筋トレ中級者になりかけてきたぐらいですが週3ぐらいで大学のジムで頑張って筋トレしています。北米で細い男性の方が筋肉がついてる男性よりモテることはほぼないと断言していいでしょう。アジア系の女性の方だと多くの日本人女性のようにジャニーズみたいな細マッチョ(いわゆるガリガリ)がいい!みたいな人もいなくはないようですが僕の周りではそんな人はほぼいません。みんな「筋肉あるやつがいい!」「厚い胸板最高!」みたいな感じですw ジャニーズが海外(ここでは北米を指します)でほとんど受けないのは現地民からすれば細いフォルムなどが女々しくてゲイのように見えるからなのでしょう。一方kpopの海外でも人気なグループのメンバーはやはりしっかり筋肉がついてる方が多い印象です。
↓kpop界でもトップクラスに人気のあるBIG BANG
↓hey say jumpの皆さん
違いは一目瞭然ですよね。別にジャニーズがダメでkpop最高!なんてことを言いたいわけではないです。みんなそれぞれが好きなものを好きになればええやんというのが僕の主張です。ただ需要がないところに供給を持ち込んでも仕方がないですよね。身長は変えられないですが体つきは筋トレして変えられます。
僕がアメリカで金髪の彼女が出来たのも筋トレして体つきが変わってきた頃からでした。カナダに来てからも女の子に腕や胸や尻を触られてウェイみたいなセクハラまがい(もはやセクハラ)なことを言われることも割とあります笑 先週もジムで久しぶりに会ったアジア系の女友達から「えらい筋肉ついてきたやん」ってニヤニヤされましたw さらにおまけ(副作用?)でもれなく一部の男子からも人気がではじめますw ということでとりあえず筋トレしましょう。
ただ異性にモテるためということ以外にも筋トレにはたくさんのメリットがあると僕は思っているし僕自身が筋トレから大事なことをたくさん学びましたし学んでいます。筋トレについてはまた今度別の記事で書きたいです。
(2019版)
オリジナルの記事を書いてから色んなカップルを見てきたり、女の子の意見を聞いたりして分かったことは実際筋肉は女子がパートナーに求める要素の中で大きいものでは無いな、ということです。もちろんアスレチックで多少ガタイがいい方がカッコいいけどボディービルダーみたいなのはちょっと嫌、とだいたいどの国籍の人達も言っています。モテようと思って筋トレに熱中しすぎてゴリゴリを目指すのはお門違いということなのでしょう。
しかしこれは日本人男子がこのままでいいという訳ではありません。
むしろ真逆です。
日本人は男女問わず細すぎる人が多いと言われます。やはり女性は守ってもらいたいと思う方が多いので国籍を問わず「あんまり細すぎるのは嫌」とみんな口を揃えて言います。「マッチョが好き」はわりといますが、「細い人が好き」というのはかなりレアです。個人的には聞いたことがありません。
海外ではいわゆる女性らしい体の方が多いのであんまりひょろひょろだと自分の腕より相手の腕の方がデカイみたいなことにもなりかねません。
ゴリゴリになる必要はありませんが、震度2ぐらいで倒れてしまいそうな体をしている男性諸君はもう少し体をがっしりさせた方がいいと思います。
素敵なことを言えないからダメ!
うーん、これは難しいところですよね。
日本語って何もかもはっきり言うのに適していない言語だと思うし日本語を話して日本語脳で日本で暮らしてきた僕らが急に海外で素敵な愛のセリフを耳元で囁けと言われても正直難しいと思います、というか僕自身もそんなに出来ていないと思います。
例えばよく現地の人が言う「(I) love you」。友だち同士や家族間でも気軽によく使われているこの言葉ですが日本語に直すと「愛してるよ」になります。電話を切る前に彼氏に「愛してるよ」なんて日本語で言われたらどうしてしまったんだろうと思いませんか?笑 その他の英語の素敵な愛のセリフ達も日本語に直すとどうしても違和感を覚えてしまうものが多い気がします。僕も少しはどんなのがあるのかなと勉強したのですが言葉が空回りしているような気がして出来るだけ自分が自分で言ってても気持ち悪くならないようなことを言うようにしています。(そのドレスいいね、新しい髪型似合ってるね、君の〜なところいいよねetc)この点に関しては僕は何とも言えないのでアドバイスなどがありました是非教えて頂きたいです笑
ただ僕自身の経験だと現地の人もそんなにみんながみんな歯の浮くようなセリフをよく言っているというイメージは無いです。
積極性がないからダメ!
これも英語力と同じで留学生活そのものに必要なものです。自分から話しかけないと話せるようにならないし友だちも出来ないし、僕のように学生なら授業で分からないところがあれば自分から教授のところに行って質問しなければいけないし学業以外の経験を積みたかったら自分でボランティアやアルバイトなどを見つけて応募して、、などと色々な面で「自分から」「自分で」物事に働きかける姿勢が大事になってきます。
恋愛で言うなら自分から話しかける、自分からデートに誘う、好意を伝えることを恐れない、といったところでしょうか。だからと言ってやっぱり知らない人に自分から話しかけるのは勇気がいりますよね。そんな時に役に立つのが5秒ルールというものです。それは人間の脳は5秒あればその行為をしなくていい言い訳を考えられてしまうので何かをしなければならないと思い立った時は5,4,3,2,1,と5秒数え終わる前に動き始めるというものです。
やる気が出ないときや勇気を出して何かをしたいときに使ってみて下さいね。
(2019版)
オリジナル記事では短所についてしか書いていなかったので長所編を追加します。
長所編
日本人というブランド
バンクーバーには色んな国籍の人がいるのですが、誰に会っても大抵日本人に対して良いイメージを持ってくれています。
昔付き合っていた香港人に"うちの祖父母は第二次世界大戦の影響で日本が大嫌いだから私が日本に行くことは無いと思う"みたいなことを言われたことがありますが、これはかなりレアなケースです。
日本 = 安全、先進国、テクノロジー、綺麗、coolなカルチャー、(寿司、天ぷらw)
日本人 = 礼儀正しい、真面目、働き者、長生き、シャイ
といったイメージを持たれているように思います。
留学生の多くが卒業後もカナダに残ると言っていて、「俺は日本に帰る予定だよ」と言うと、「日本は良い国だもんね、Koheiはラッキーだね」と言われます。
日本にいる時は日本の良さなんてあまり気にしたことも無かったけれど、色んな国の人達に自分の国のことを褒められるのはやはり嬉しいです。
先人たちのおかげで世界から良いイメージを持ってもらっているので、僕達も後世にこの文化を残していきたいですね。
清潔感
清潔感は全世界共通で大事です。
たまーーーーに「自分より細い人が良い」という女性の方はいらっしゃいますが、「汚い方が良い」というのはまずありえないですよね。
海外に来ると自分の身なりに気を使ってなさすぎな人が多く、いつシャワー浴びたんだ、と思わせるような人も少なく無いです。
この点、日本人は基本小ぎれいにしているのでここはクリアされている方が多いと思います。ただ気合いの入り過ぎな髪や、"おしゃれ"過ぎる服装、耳のピアスはゲイと間違われる可能性があるのでストレートならば気をつけておいた方が良いと思います。
僕なりのまとめ
結局のところこれといった答えなんてなくてフワフワとした”ニーズ”に自分を合わせにいって自分を殺して自分を失い無理に変えた自分と本来の自分の間で板挟みになっては本末転倒ですよね。
だからどこにいてもどの言語を話していても自分は自分、その自分を変える必要があると思うなら自分磨きをしてbetterな自分になっていくのが一番なのかと考えています。その自分磨きの一つが言語能力や行動力を高めることだったり体を鍛えることだったり人のことを思いやれるようになったりすることなのではないでしょうか。最後にふんわりとしたまとめをしやがってなんやねんと怒られてしまうかもしれませんがこれが今の僕が思うことです。
この記事が少しでも皆さんのお役にたてれたならありがたいです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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