バンクーバーのおすすめアルバイト in 2020
こんにちは!
今日はバンクーバー在住四年目の僕がオススメのアルバイトを教えます!
僕はフルタイムの学生なのでパートタイムでしか働いたことはありませんが、タピオカドリンク店、BBQ屋、日本語教師、家庭教師、居酒屋、雑貨屋、不動産事務、寿司屋と色んなバイトを経験しました。
学生さんもワーホリの方も、バンクーバーでアルバイトを探している方は是非参考にして下さい!
何のためのバイトか?
まずは自分は何のためにアルバイトをするのか考えることが一番大事です。
とりあえず稼ぎたいのか、英語に慣れたいのか、資格や経験を生かしたいのか、等。
もし英語に慣れたいのであれば日本人経営の店や日本人がたくさん働いている店は避けた方が無難ですし、とりあえず稼ぎたいのであれば時給が低いところは選ぶべきではありません。
自分の最優先事項は何か決めてから次の章に進んで下さい。
とりあえず稼ぎたい!
とりあえず稼ぎたい方はチップが沢山貰える飲食店、一択です!
オススメは商品単価が高い店 (いわゆる高級店)、あるいは沢山お酒が出る店です。
ラーメン屋などは回転率は良いもののラーメン一杯あたりの値段は高くないし、お酒も基本飲まない。さらに回転率が高いがゆえに忙しい、となると有力候補ではなくなってきます。
同じぐらいの忙しさなら居酒屋など、回転率はそれほど高くないがお酒などを飲んで沢山お金を使ってくれるお客さんが多いところが狙い目です。
キッチンとサーバーでは、キッチンの方が時給は高いですが、サーバーの方がチップをもらえます。その店の繁盛具合にもよりますがこのチップはかなり大きいです。
完璧なのはこじんまりしたお酒も出す高級店で、働いている人が少ないところです。
高級店にはそれなりの稼ぎがあるお客さんしか来ません。レストランの価格帯と客のレベルは正比例するのでやっぱり高級な店で働く方が楽だし、店の人もガサツな人は少ないです。
働いている人が少なくて良い点は、チップの分け前が多くなることと、人間関係が楽な場合が多いことです。大体の店が全体のチップを従業員数で割るので、人数が少ないほど一人当たりの取り分が増えます。人間関係については人が少なければ良いというものでもないかもしれませんが、多ければ多いほど揉めやすくなるのも事実です。
結論、飲食店で働くのは楽ではありませんが、ちゃんとしたところを見極めて働いたら結構稼げます。
のんびり働きたい。
別にそこそこ稼げたらいいし、あんまりしんどいのは嫌だという方もいるでしょう。
そんなあなたにオススメなのは、事務職、教師、ローカルカフェ等です。
カフェも忙しいところは忙しいので、一度お客さんとして行って店の雰囲気を見てみることおすすめします。傾向としては現地の人がやっている地元民が集うようなカフェは比較的のんびりしているイメージです。逆にスタバなどのチェーンの店はどこも忙しそうです。
事務職、教師ですが、インセンティブなどがなければ時給のみなので、そんなに稼げませんが座りながらオフィスで働けるというのは魅力です。僕は日本語教師、子供の家庭教師、不動産事務をしましたが、どこも飲食店などと比べると圧倒的に楽です。
特に学生さんでインターンなどをする予定がない方は、社会人になる前にオフィスで働く経験をしておくのも良いと思います。僕自身も不動産事務の経験が自分の就活で役立ちました。
ただ難点は中々募集していない点と経験が必要な場合が多いことです。
また家庭教師は時給は良いものの、何時間も働けるわけでは無いのでトータルで入ってくるお金は多くないです。
飲食店は基本的にどこもしんどいので、のんびり働きたい方は上記の職種を狙いましょう。
英語に慣れたい!
あえて"英語を話せるようになりたい"、では”英語に慣れたい”と書いたいのは、いくら英語環境のところでアルバイトをしても簡単な会話はできるようになったとしても、英語を話せるようにはならないからです。
もちろん中には結構話せるようになった、という人の話も聞くかもしれませんがそれはとても稀な例ですし、実際どこまで話せるようになったのかは疑問です。
どのレベルの英会話力をつけたいかにもよりますが、英語力をつけたい、というモチベーションだけでワーホリに来るのはオススメしません。
それなら国内で英会話学校に行く、オンラインの英会話レッスンをとる等した方が安いし絶対英語力もつきます。
もちろん海外経験をしてみたくて、ついでに英語にも慣れておきたい方もいると思うので、そういう方にオススメなのが英語環境のお店でコミュニケーションを沢山取らなければいけない職場です。
当たり前やん、と思われるかもしれませんが、英語に慣れたくてカナダまで来ているのに日系の店で働いてほとんど日本語しか話さないという人も少なくありません。日系のお店でもサーバーなどはまだ現地のお客さんと話すときに英語を使いますが、キッチンとかだとほぼ100%日本語になります。
そうなると日本で出来るアルバイトをカナダに来てしているのと同じなので、このパターンは避けた方が懸命です。
また非日系のとこならどこでも良いわけではありません。
僕の初めてのバンクーバーでのバイトは中華系のタピオカドリンク屋でした。
お客さんと話すときはもちろん英語ですが、店の中はみんな中国語で何を話しているか全く分かりませんでしたw
非日系=英語環境というわけでは無いので、人種が混じっているところや現地の人がやっているお店の方がちゃんとした英語環境で働ける場合が多いです。
お客さんとして行った時に、従業員達が英語でコミュニケーションをとっているか観察しましょう。
またあまりにも会話が無い職場だといくら英語環境と言っても、英語に慣れることは出来ません。雑貨屋のレジ打ち、超暇なファーストフード店などでは店員が暇そうに携帯をいじっているのがよく見られます。
こういった点をよく見た上でバイト先を決めましょう。
資格/経験を生かしたい!
日本でとった資格がカナダでも認められている場合は良いのですが、基本的には通用しません。しかし経験者が優遇されることは多いのでそのあたりを探してみましょう。
これらに該当する職種は、事務職、プログラマー、会計士、キッチン等です。
ただこういった職種はキッチン以外は現地の人が優先されることが多いし、募集もあまりかからないので、あまり狙い目ではありません。
番外編:これだけはやめとけ
番外編でこれだけはやめとけ、と僕が思う職種を発表します。
水商売系
1位は水商売系。
そもそも募集がかかっているのをあまり見ないのですが、あるにはあります。
時給も圧倒的にいいですが、これはもう絶対にやめておきましょう。
ホステス、怪しい系のマッサージ師等は全部アウトです。
あと個人的に日本語を教えて欲しい、英語を教えてもらいたい、などもよくある手口なので気をつけましょう。
英語も上手く無い/現地のことも分かっていない日本人がそんな所で働き出したらどんなことになるかは自明です。バンクーバーは一見治安が良さそうだし、実際他の地域に比べたら全然良いのですが、それでも海外であることには変わりありません。
実際に数年前に日本人留学生が犠牲になった事件もありました。
少しでも怪しそうなところは身の安全に関わることなので絶対に避けましょう。
ディッシュワッシャー
2位はディッシュワッシャー。
これは英語環境であろうが、給料が多少高かろうが絶対にやめといた方がいいです。
たまにキッチンポジション募集と言いながら、実際に働いてみるとほぼディッシュワッシャーだったということもあります。僕も一度同じ目に合いましたが、「店の雰囲気に合っていない」という理由で一瞬で首になりましたw
僕の発するオーラが高貴すぎたということにしておきましょう笑
やめといた方がいい理由の一つ目は精神的に病むからです。ひたすら汚い皿を洗い続けるのは本当に疲れるし、キツイです。新入りは皿洗いからで、そのうち調理ポジションに昇格なところが多いですが、ディッシュワッシャーはみんなすぐ辞めるので下に欠員が出たら、調理ポジションに昇格後であっても皿洗いをしなければならないことがよくあります。
時給は多少高いかもしれませんが、それならサーバーでチップをもらった方がいいです。お金をかけてカナダに来てまで皿洗いをすることはありません。とりあえず止めときましょう。
チップのない飲食店
3位はチップの無い飲食店。
ファーストフード店や悪徳なオーナーが経営する店ではチップがもらえない/ほぼ無いことが多々あります。
僕の知り合いでも日本人経営の店で、オーナーがチップをくれないと言っている人がいました。ちなみに法律上、チップは必ず従業員に渡さなければいけないことになっています。
飲食は基本的にどこもキツイのに、さらに最低賃金で働くとなると何のメリットも無いです。それなら同じ最低賃金でも雑貨屋などで働く方がまだマシです。
働き出す前に、チップの相場等は確認しておいた方が無難でしょう。
最後に。
色々書きましたが、アルバイトで人生が左右されることは基本無いと思うので気楽に色々試してみるのも良いと思います。
僕がしたことないので上には書きませんでしたが、日本では出来ないようなリゾート系のアルバイトも向いている人には楽しいかもしれません。
ただ急に辞めたり、真面目に仕事をしなかったりするのは人としてアウトなのでそこだけは守るようにして下さいね。
それでは皆さんが良いバイト先を見つけられることを願っています!