サトリーマンのつぶやき。

悟りきれない悟り世代、23才。 バンクーバーで大学生をやっていましたが、本帰国しました。来春から不動産デベで就業開始予定。

オーバーシュートを食い止めよう! コロナの爆発的感染を防ぐために私達が出来る5つのこと。

(本記事内容は全て個人的なアドバイスです。下記の内容はあくまで参考程度にお読みいただき、必ず政府や公的機関の指示を確認した上で行動してください)

 

今週末、東京都とその周辺都市では外出自粛要請が出されましたね。

 

先ほどYoutube東京市内のライブ動画を見ていたのですが、かなり人は少なく、比較的多くの方が外出を自粛しているようで少し安心しました。

 

現在、全世界で感染が広がり続けているコロナウイルス

日本ではまだアメリカやヨーロッパ諸国のような危機的状況には陥っていませんが、それでも感染者の数は日々増えていっています。

 

残念ですが、もう東京で感染者数をここから押さえ込むのは無理でしょう。

なぜなら対応があまりにも遅かったし、人の往来がまだ完璧には制限できていないからです。

さらに人の海外からの出入りも圧倒的に多いのに、ようやく今になって「出来れば今週末は家にいてね」と要請するのみ。

恐らくロックダウンに向けての予行演習なのだと思われますが、やはり遅すぎました。

 

しかし、この政府にしてこの国民あり。先週、帰国してから街の様子を見ていましたが、人々の意識も相当低そうです。世界の大都市で人が大量に亡くなっている時に、どうして自分達だけは安全だと思えるのでしょうか。

きっと前世はイナゴか何かだったのでしょう。

 

これは政府にそれだけの度量があればの話ですが、東京都のロックダウンが行われるのも時間の問題だと僕は思います。

 

しかし、東京都が封鎖された途端に日本の全ての都市が機能停止するわけではありません。場所によってはまだそんなに感染者が出ていない地域もあります。

なので国単位で見れば、我々にもまだチャンスが残されている可能性があります。

 

それでは日本や他国のガイドラインを元に、私達が今何を出来るのかを見ていきましょう。

 

目次

 

私達が出来る5つのこと。

1. 手洗い、うがいの徹底。

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これを見て大半の日本人が「当たり前やん」と思えるところは素晴らしいと思います。

 

僕は合計約五年弱、北米に住んでいましたが手洗いの習慣はそんなに日常生活に浸透していなかったし、うがいをしている人はほとんど見たことがありません。その点では日本人の衛生意識は高いと思います。

 

マスクをするよりも定期的にうがいをする方が効果があるとも言われているので、外出した後等は必ず手洗い、うがいを徹底しましょう。

 

また基本的に私たちの手洗いは短すぎると言われています。

カナダでは、ハッピバースデーの歌を二回歌うだけの間、手を洗うことが推奨されています。手首や爪の間などもしっかり洗いながら、世界の誰かの誕生日をお祝いしましょう笑

 

2. 出来るだけ外出しない。

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またまた当たり前のことですが、出来るだけ家にいましょう。

今週末だけではなく、事態が収束するまでは可能な限り外出を控えた方が賢明です。

 

なまじ賢い風な雰囲気を醸し出したい人達が「外に出て経済回さないといけないよねえ」などと、ただ自分が外に出たいがだけのことを正当化しようとしていますが、あれも相当トンチンカンです。その結果、感染が拡大して他国のように都市全体がシャットダウンしてしまった時の方がダメージがでかいという簡単なことも理解できないのでしょうか。

 

その他にも、若者が今も出歩く理由に「自分がかかるとは思えない」「自分は若いから大丈夫」といったものが多いように見られます。

 

現在出ているデータでは、確かに若者の感染率や死亡率は低いです。

しかし亡くなっている方も確かにいます。

先日、基礎疾患等のない16歳と21歳の女性が海外で亡くなったことがニュースになりました。

 

仮にあなたが「自分は周囲の人や家族が死んでも構わない」と思っていたとしても、自分の命は惜しいはずです。

大人しく家でゲームでもしておきましょう。

 

ちなみに同棲していない限り、友達や恋人の家に行くのもダメです。

屋内であればいいというものではなく、人から人への感染を防ぐための外出制限です。

あなたも自分のせいで、友達や恋人が感染したら一生後悔するはずです。

 

ZoomもSkypeもあるから、しばらくはそれらで我慢しましょう。

 

3. 無闇に顔を触らない。

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手には私達が思う以上のバイキンがついています。

 

その手で口や鼻、目などを触ってしまうとそこからウイルスが体内に入る可能性が高まります。家にいるときはともかく、外にいる時などは自分の顔を触らないようにしましょう。

 

何かの研究で、人間は意識していないだけでかなりの頻度で自分達の顔を触っていることがわかったそうです。確かに僕も言われてみれば心当たりがあります。

 

普段から鼻くそをほじって食べている人は、自分で感染確率を上げてしまっています。ワサビ豆とか何か代用品を探しましょう。

 

4. 人との距離を保つ。

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最近ニュースとかでもよく見る"Social distance"(ソーシャルディスタンス)というやつです。国にもよりますが、だいたい1-2mは人との間隔をあけることを推奨しています。

食糧の買い出しなど、どうしても外に出ないといけない時は出来るだけ混みそうな時間帯や人混みを避けることが大事です。

カフェなども避けた方が無難でしょう。

満員電車や、混み合っている時間帯の公共交通機関の利用も控えた方が賢明です。

 

5. 自分で情報収集して常に考えて行動する。

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 アメリカのトランプ大統領は事態が深刻化するまで「アメリカ国内での感染拡大のリスクは極めて低い」などと繰り返し、「これは中国ウイルスだ!」などと喚いて、楽観論を貫きました。しかし対応が遅れたせいで、アメリカは現在では世界一感染者の多い国になってしまいました。

 

僕がいたバンクーバーでも、住民の不安感を煽らないために州政府は繰り返し「現時点での感染リスクは低い」と数週間前までには繰り返していましたが、こちらも感染者は増え続けて、現在バンクーバーはゴーストタウンのようになっています。

 

しかし28日現在、日本政府は「今のところ国内感染リスクは低いけど、みんなお外にはあまり出ないでね」というクソぬるい宣言しか出していません。

これは現在、制御不能になっている他国と全く同じパターンです。

 

「今のところ大丈夫やけど気をつけてね」→「そろそろほんまにヤバイから、まじで言うこと聞いてくれ」→「もうどうにもならん、都市封鎖せな」→「どうしよ、感染者の数が激増していく!」→時すでにおそし

 

これは根拠のない都市伝説などではなく、現実に既に他国で起きたことなのです。

 

急に厳しい宣言をして、都市を混乱に陥らせないようにしようという配慮もあるのかもしれませんが、我々国民はしっかり自分の頭で物事を考えて行動する必要があります。

 

日本はこの状況下でもK1に6500人もの人が集まるという国なので、一体どれだけの人が真っ当な思考能力を有しているのかは疑問ですが。

多くの人が主催者や政府を叩いていますが、一番悪いのは紛れもなく観客。

主催者や政府は色んなしがらみがあって簡単に決断は下せないけれど、観客は「コロナ流行ってるしやめとこ」と決断して家で大人しくしていればよかっただけです。

 

こういうわけで受け身の姿勢で上からの指示を待っているだけでは自分達の身を守れません。政府の発表を待っているだけでは他国の二の舞になります。

 

我々、国民がしっかり考えて行動できるようになりましょう。

またSNS上などで友達に注意喚起することも有効な手段です。

 

はじめは気恥ずかしいし躊躇うかもしれませんが、それが彼らの命を救うことにつながるかもしれません。情報源などはしっかり確認した上で、有用な情報はどんどんシェアしていきましょう。

 

 番外編

上記の5つ以外にも役に立ちそうな情報をシェアします。

 

1. くしゃみを手ではなく腕で覆う!

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これは日本人のほとんどが馴染みがないはず!

 

私たちは「くしゃみをする時は手をあてなさい」と言われて育ちましたが、カナダではそれをしたら怒られるかもしれません。

カナダではくしゃみをする時は、口を腕で覆うことがエチケットとされています。

 

バスの中で手をあててくしゃみをしている人が、おばちゃんに「腕で覆わなきゃダメでしょ」と怒られているのを見たことがあります。

 

確かにそのくしゃみを覆ったバイキンだらけの手で物を触ることは不衛生ですよね。

北米と違って、日本ではマスクをする文化があるので、あまりこれを実践する機会はないかもしれませんが一応覚えておいて下さいね。

 

2. ストレスを抱え込みすぎない!

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コロナウイルスは目に見えなくて怖いし、色々な不安もあると思います。

 

しかし、ストレスを抱えすぎてしまうと免疫力が下がってしまい、余計に感染しやすくなります。とりあえず自分が出来る感染予防対策はしっかりしたら、あとは「ハクナマタタ」と言って家の中で踊りましょう。

 

ちなみに気分がのらない時でも、ダンスなど楽しいとされる動きをしていれば、脳が「自分は今、楽しいときにする行動をとっているからきっと楽しいに違いない」と勘違いし、本当に楽しい気分になってくると言われています。

 

お試しあれ。

 

最後に

出来るだけ政府批判は慎むようにしていますが、今回の日本政府の対応はあまりにも的外れで遅すぎます。

 

他国が失業者への支援や家賃の補助などの対策をとっている中で、和牛と旅行券では何も解決しません。今の段階で、「要請」しか出せていないのもあまりにも遅すぎます。

 

民主主義国家において、政府の落ち度は国民の落ち度。

政府批判に明け暮れることなく、また政府からの指示を受け身で待つのでもなく、自分でしっかり情報収集して、考えて行動できる国民でありましょう!