悟りきれない俺は海を渡った。

悟りきれない悟り世代、22才。 現在バンクーバーで大学生をやっています。

オーバーシュートを食い止めよう! コロナの爆発的感染を防ぐために私達が出来る5つのこと。

(本記事内容は全て個人的なアドバイスです。下記の内容はあくまで参考程度にお読みいただき、必ず政府や公的機関の指示を確認した上で行動してください)

 

今週末、東京都とその周辺都市では外出自粛要請が出されましたね。

 

先ほどYoutube東京市内のライブ動画を見ていたのですが、かなり人は少なく、比較的多くの方が外出を自粛しているようで少し安心しました。

 

現在、全世界で感染が広がり続けているコロナウイルス

日本ではまだアメリカやヨーロッパ諸国のような危機的状況には陥っていませんが、それでも感染者の数は日々増えていっています。

 

残念ですが、もう東京で感染者数をここから押さえ込むのは無理でしょう。

なぜなら対応があまりにも遅かったし、人の往来がまだ完璧には制限できていないからです。

さらに人の海外からの出入りも圧倒的に多いのに、ようやく今になって「出来れば今週末は家にいてね」と要請するのみ。

恐らくロックダウンに向けての予行演習なのだと思われますが、やはり遅すぎました。

 

しかし、この政府にしてこの国民あり。先週、帰国してから街の様子を見ていましたが、人々の意識も相当低そうです。世界の大都市で人が大量に亡くなっている時に、どうして自分達だけは安全だと思えるのでしょうか。

きっと前世はイナゴか何かだったのでしょう。

 

これは政府にそれだけの度量があればの話ですが、東京都のロックダウンが行われるのも時間の問題だと僕は思います。

 

しかし、東京都が封鎖された途端に日本の全ての都市が機能停止するわけではありません。場所によってはまだそんなに感染者が出ていない地域もあります。

なので国単位で見れば、我々にもまだチャンスが残されている可能性があります。

 

それでは日本や他国のガイドラインを元に、私達が今何を出来るのかを見ていきましょう。

 

目次

 

私達が出来る5つのこと。

1. 手洗い、うがいの徹底。

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これを見て大半の日本人が「当たり前やん」と思えるところは素晴らしいと思います。

 

僕は合計約五年弱、北米に住んでいましたが手洗いの習慣はそんなに日常生活に浸透していなかったし、うがいをしている人はほとんど見たことがありません。その点では日本人の衛生意識は高いと思います。

 

マスクをするよりも定期的にうがいをする方が効果があるとも言われているので、外出した後等は必ず手洗い、うがいを徹底しましょう。

 

また基本的に私たちの手洗いは短すぎると言われています。

カナダでは、ハッピバースデーの歌を二回歌うだけの間、手を洗うことが推奨されています。手首や爪の間などもしっかり洗いながら、世界の誰かの誕生日をお祝いしましょう笑

 

2. 出来るだけ外出しない。

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またまた当たり前のことですが、出来るだけ家にいましょう。

今週末だけではなく、事態が収束するまでは可能な限り外出を控えた方が賢明です。

 

なまじ賢い風な雰囲気を醸し出したい人達が「外に出て経済回さないといけないよねえ」などと、ただ自分が外に出たいがだけのことを正当化しようとしていますが、あれも相当トンチンカンです。その結果、感染が拡大して他国のように都市全体がシャットダウンしてしまった時の方がダメージがでかいという簡単なことも理解できないのでしょうか。

 

その他にも、若者が今も出歩く理由に「自分がかかるとは思えない」「自分は若いから大丈夫」といったものが多いように見られます。

 

現在出ているデータでは、確かに若者の感染率や死亡率は低いです。

しかし亡くなっている方も確かにいます。

先日、基礎疾患等のない16歳と21歳の女性が海外で亡くなったことがニュースになりました。

 

仮にあなたが「自分は周囲の人や家族が死んでも構わない」と思っていたとしても、自分の命は惜しいはずです。

大人しく家でゲームでもしておきましょう。

 

ちなみに同棲していない限り、友達や恋人の家に行くのもダメです。

屋内であればいいというものではなく、人から人への感染を防ぐための外出制限です。

あなたも自分のせいで、友達や恋人が感染したら一生後悔するはずです。

 

ZoomもSkypeもあるから、しばらくはそれらで我慢しましょう。

 

3. 無闇に顔を触らない。

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手には私達が思う以上のバイキンがついています。

 

その手で口や鼻、目などを触ってしまうとそこからウイルスが体内に入る可能性が高まります。家にいるときはともかく、外にいる時などは自分の顔を触らないようにしましょう。

 

何かの研究で、人間は意識していないだけでかなりの頻度で自分達の顔を触っていることがわかったそうです。確かに僕も言われてみれば心当たりがあります。

 

普段から鼻くそをほじって食べている人は、自分で感染確率を上げてしまっています。ワサビ豆とか何か代用品を探しましょう。

 

4. 人との距離を保つ。

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最近ニュースとかでもよく見る"Social distance"(ソーシャルディスタンス)というやつです。国にもよりますが、だいたい1-2mは人との間隔をあけることを推奨しています。

食糧の買い出しなど、どうしても外に出ないといけない時は出来るだけ混みそうな時間帯や人混みを避けることが大事です。

カフェなども避けた方が無難でしょう。

満員電車や、混み合っている時間帯の公共交通機関の利用も控えた方が賢明です。

 

5. 自分で情報収集して常に考えて行動する。

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 アメリカのトランプ大統領は事態が深刻化するまで「アメリカ国内での感染拡大のリスクは極めて低い」などと繰り返し、「これは中国ウイルスだ!」などと喚いて、楽観論を貫きました。しかし対応が遅れたせいで、アメリカは現在では世界一感染者の多い国になってしまいました。

 

僕がいたバンクーバーでも、住民の不安感を煽らないために州政府は繰り返し「現時点での感染リスクは低い」と数週間前までには繰り返していましたが、こちらも感染者は増え続けて、現在バンクーバーはゴーストタウンのようになっています。

 

しかし28日現在、日本政府は「今のところ国内感染リスクは低いけど、みんなお外にはあまり出ないでね」というクソぬるい宣言しか出していません。

これは現在、制御不能になっている他国と全く同じパターンです。

 

「今のところ大丈夫やけど気をつけてね」→「そろそろほんまにヤバイから、まじで言うこと聞いてくれ」→「もうどうにもならん、都市封鎖せな」→「どうしよ、感染者の数が激増していく!」→時すでにおそし

 

これは根拠のない都市伝説などではなく、現実に既に他国で起きたことなのです。

 

急に厳しい宣言をして、都市を混乱に陥らせないようにしようという配慮もあるのかもしれませんが、我々国民はしっかり自分の頭で物事を考えて行動する必要があります。

 

日本はこの状況下でもK1に6500人もの人が集まるという国なので、一体どれだけの人が真っ当な思考能力を有しているのかは疑問ですが。

多くの人が主催者や政府を叩いていますが、一番悪いのは紛れもなく観客。

主催者や政府は色んなしがらみがあって簡単に決断は下せないけれど、観客は「コロナ流行ってるしやめとこ」と決断して家で大人しくしていればよかっただけです。

 

こういうわけで受け身の姿勢で上からの指示を待っているだけでは自分達の身を守れません。政府の発表を待っているだけでは他国の二の舞になります。

 

我々、国民がしっかり考えて行動できるようになりましょう。

またSNS上などで友達に注意喚起することも有効な手段です。

 

はじめは気恥ずかしいし躊躇うかもしれませんが、それが彼らの命を救うことにつながるかもしれません。情報源などはしっかり確認した上で、有用な情報はどんどんシェアしていきましょう。

 

 番外編

上記の5つ以外にも役に立ちそうな情報をシェアします。

 

1. くしゃみを手ではなく腕で覆う!

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これは日本人のほとんどが馴染みがないはず!

 

私たちは「くしゃみをする時は手をあてなさい」と言われて育ちましたが、カナダではそれをしたら怒られるかもしれません。

カナダではくしゃみをする時は、口を腕で覆うことがエチケットとされています。

 

バスの中で手をあててくしゃみをしている人が、おばちゃんに「腕で覆わなきゃダメでしょ」と怒られているのを見たことがあります。

 

確かにそのくしゃみを覆ったバイキンだらけの手で物を触ることは不衛生ですよね。

北米と違って、日本ではマスクをする文化があるので、あまりこれを実践する機会はないかもしれませんが一応覚えておいて下さいね。

 

2. ストレスを抱え込みすぎない!

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コロナウイルスは目に見えなくて怖いし、色々な不安もあると思います。

 

しかし、ストレスを抱えすぎてしまうと免疫力が下がってしまい、余計に感染しやすくなります。とりあえず自分が出来る感染予防対策はしっかりしたら、あとは「ハクナマタタ」と言って家の中で踊りましょう。

 

ちなみに気分がのらない時でも、ダンスなど楽しいとされる動きをしていれば、脳が「自分は今、楽しいときにする行動をとっているからきっと楽しいに違いない」と勘違いし、本当に楽しい気分になってくると言われています。

 

お試しあれ。

 

最後に

出来るだけ政府批判は慎むようにしていますが、今回の日本政府の対応はあまりにも的外れで遅すぎます。

 

他国が失業者への支援や家賃の補助などの対策をとっている中で、和牛と旅行券では何も解決しません。今の段階で、「要請」しか出せていないのもあまりにも遅すぎます。

 

民主主義国家において、政府の落ち度は国民の落ち度。

政府批判に明け暮れることなく、また政府からの指示を受け身で待つのでもなく、自分でしっかり情報収集して、考えて行動できる国民でありましょう!

 

 

さよなら、カナダ。誰にも話せなかったことをここにぶちまける。

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先週末、カナダから緊急帰国しました。

 

僕はカナダの大学に正規留学中の四年生で、五月からの夏セメスターが最終学期で、今のところ今年10月に卒業予定です。

今のカナダの状況を見る限り、事態はしばらく収束しないし、恐らく夏セメスターはオンラインになることでしょう。

(追記:大学からメールが来て、夏学期は正式にオンラインに移行することが決まりました)

 

そうなると予定通り10月に卒業できるけれど、もうあのキャンパスに戻って勉強することはない。そしてこの帰国が本帰国になります。

(追記:上記の通り、夏はオンラインになったので今回の帰国が本帰国となりました)

 

日本にいる方々は想像もつかないと思うし、それは仕方の無いことだけれど、海外ではコロナウイルスの影響が本当に深刻化しています。

 

僕はカナダのバンクーバーにいたのですが、WHOのパンデミック宣言に始まり、学校や公共施設の閉鎖、911以来のアメリカとの国境封鎖、複数の州や市の非常事態宣言発令、人々のパニック買いによる品薄、外出制限要請、店舗やレストランの閉鎖、と短期間のうちに事態が悪転していきました。

 

パニック買をする人達、品物の無いがらんとしたしたスーパーの棚、人が誰も乗っていないバス、閉店のサインを掲げたレストランの数々。まるで映画の中の世界のようでした。

 

そんな中でも「自分は若いし大丈夫」、「周りの日本人も残っているし、カナダ政府も頑張っているし大丈夫」「バンクーバーはまだ感染者がそこまで多く無いから大丈夫」「いざとなったらいつでも帰れるから大丈夫」と出来るだけ現実から目を背けて、出来るだけポジティブにいようとしていました。

 

それでも主要航空会社の減便/運休の予告、他国でのパンデミックの状況や、隣国であるアメリカの情勢や対応を鑑みて、これはもうそろそろ本当にヤバそうだ。このままカナダで孤立してはどうにもならないよな、と悩んでいた時に父親に「帰っておいで」と言われました。

 

僕の父は普段、僕にほとんど干渉することなく自由にさせてくれているのですが、今までも人生の数少ない要所で的確なアドバイスをくれていました。

最終的な判断はもちろん自分でしましたが、父の後押しがなければこの短期間で帰国することは出来ていなかったと思います。

 

帰国の決意をしてチケットの購入をしたのが火曜日の夜、そして金曜日の便で帰ってきたので、帰国の準備をするのは二日間しかありませんでした。とにかく時間がなかったので家の中のありとあらゆるものを捨てるorリサイクルして、自分のものもスーツケースに入らないものは全部諦めました。

 

そんな中で感情的になっている時間は皆無でした。

銀行、家主、バイト先、所属していた柔術ジム、フィットネスジムに帰国の旨を伝えて、全ての手続しなければいけなかったし、とりあえずやらなければいけないことが死ぬほどありました。

 

そうやって感情を押し殺して黙々と作業に取り組んでいたのですが、帰国日の朝は寝れず、起きて毎日朝ごはんに食べていたスムージー を作りながら、これがカナダ留学生活最後の飯になるんだと思った瞬間、どうしようもなく感情を抑えきれなくなって馬鹿みたいに泣きたくりました。

 

フライトの時間が迫っているし、いつまでも泣いていても仕方ないので、3分ほどで泣き尽くして、そこからは最後の仕上げの掃除に取り掛かりました。

 

今はもう無事に帰国して落ち着いているので、感情がまだ生々しいうちに文字に落として、自分の中でしっかり消化しようと思います。

 

目次

 

周りと違う決断をするということ。

アメリカでもカナダでも色んな国の色んな人種の人々に会ってきたけれど、日本人ほど周りを気にする人種はいないといっても過言では無いと思います。

 

学校では集団行動の作法と重要性を叩き込まれ、社会では「周りの皆さんのご迷惑にならないように」生きることを求められ、周りと同じ存在であることでやっと安心する。

西洋式の個人主義アイデンティティの確立、とは対極にあるものですね。

 

別にどちらか一方が優れているとは思わないし、自分自身この二つのハイブリッドな価値観を持っていると思います。むしろコロナパニックで近隣住民が食糧を求めて襲ってきた時のために銃を買い占めるアメリカ人より、震災等の非常時でもそれなりに社会的秩序を保てる日本人の方が人としては優れているとさえ思います。

 

それでも自分にとって重要な決断をしなければいけない時でさえ、"周り"を気にせずにはいられない日本人的な思考にはどうしても相入れません。

 

僕自身、周りとは違う決断をすることで、もちろん周りのサポートのおかげもあってここまで、満足する人生を生きてきました。

しかし、その全ての局面で多くの人からはネガティブな、そして一部の人からポジティブな言葉をもらってきました。

 

C判定から全国二位の学校に合格した時も、そこで落ちこぼれて高校三年生でアメリカに行くことを決めた時も、日本の大学受験を捨てて、大した英語力も無いのにカナダの大学に正規留学という進路をとった時も、卒業後にすぐ日本に戻ることにした時も、海外大生なのに日系トップの財閥系、ドメスティックな会社を目指しオファーをもらった時もそう。

 

全ての局面で大多数の人に「なんで今なん?」「やめといた方がええんちゃう」「失敗したらどうするん?」「誰もそんなんしてへんで」「逃げなんちゃう?」「無謀だ」と言われる一方で、少数の人からは「行動力あるね」「さすがやわ」「お前なら大丈夫」「なんか分からんけどお前は大物になる気がする」とも言ってもらってきました。

 

今回の帰国の時もそう。

多数に理解されず、一部に賛同される。

終わった後に周りを見渡せば自分と同じことをしている人間は誰もいない。

もう毎回同じパターンなのです。

 

まだ向こうにいて、これから帰ってこようとしている留学生もたくさんいるけれどやっぱり少し遅かったと思う。まだ空港も開いてるし、フライトもあるから遅すぎることはなかったけれど、飛行機も空港も僕が帰ってきた時よりも圧倒的に混んでいます。

 

今は羽田での検疫を突破するのにも4、5時間かかると今朝のニュースで言っていました。そこにいる人はみんな海外からの帰国者なわけで、そこにいること自体が感染リスクを大きく高めることは明白です。ちなみに僕が帰国した時はバンクーバーでも日本でも全てのプロセスをほぼ並ぶことなく済ませられました。

 

何かの本で「重要な決断ほど早くすることが大事」「間違っていても早く決断をする方が、時間をかけて正しい判断をするより結果的に正しくなる場合が多い」と読んだことありますが、やはりその通りだと再確認しました。

 

でも上記の選択をした時も、「みんなと同じが嫌だから」とか「周りと違う選択をすることで異なる存在になりたかったから」という理由で決めたわけではありませんでした。それって結局周りを元に意思決定をしているということで、周りと同じことをしているのと大差ない。

 

むしろ自分がしたいこと、進みたい道を見極めた末、結果的に周りと違う手段をとることになり、これまた結果的に周りと違う結果に辿り着いたというだけのことなのです。

 

ちなみに僕も普段はレビューのいいレストランに行くし、レビューのいい製品を買うし、信頼されているブランドのものを使います。大きな決断をする時以外では、基本周りと同じことをしています。

 

話が少し脱線しましたが、そういうわけで今回の選択も自分にとって正しいことは正直帰国前から分かっていました。

それでも僕も所詮ただの一人の人間、そんなに人生経験も無い若造です。

本当にこのタイミングで帰国するのがベストなのか悩みまくったし、周りの反対意見ももっともだとも思いました。いつも大抵の反対意見は至極最もな物ばかりです。

 

いくら親に帰って来い、と言われても最終的に帰国の判断をするのはあくまで自分です。むしろこの状況下で本国に帰ってこいと言わない留学生の親はほぼ皆無でしょう。

 

それぞれの選択肢に伴うリスクを天秤にかけ、何が今一番大事で、どのリスクをとるのが一番正しいかも考え尽くした結果、このタイミングで帰国するしかないと結論を出しました。

 

進む道を決めたらあとは一切振り返らない。

辛くなかったと言えば嘘になるけれど、これからもしっかり物事を考えて迅速に動ける人間でありたいと思います。

 

日常を唐突に終わらせるということ。

百日目に死ぬワニという漫画をご存知でしょうか?

偶然ですがワニ君が死んでしまった日と僕の帰国日が同じでした。

 

彼も百日目までは普段通りの日常生活を送っていたものの、いきなりそれが終わってしまいます。僕は別に死んでしまったわけではないのですが、自分の留学生活の終焉と重ね合わせて、日常というものの儚さ、そして大切さを実感しました。

 

恐らくワニ君がヒヨコを助けるために飛び出したのは一瞬の判断によるもので、飛び出すことによって自分が死んでしまうことは、飛び出すという判断をした瞬間には考慮していなかったでしょう。

 

しかし僕の場合は、一応少ないなりに考える時間はあったし、カナダに残るという選択肢ももちろんあったわけです。それでも僕は日本に帰る、カナダでの日常を自分の手で終わらせるという決断をしました。

 

冒頭にも書いた通り、夏セメスターをオンラインでとることになれば、もう大学生としてカナダで過ごすことはなくなることも分かっていました。

それはやっぱり凄く辛いことだったし、外出禁止要請が出ている中でカナダにいる友達にお別れを言うことも出来ないまま去らなくてはいけないことも辛かったです。

 

しかしそれでも自分にとって一番大事なことは、大学でも、就職のことでもなく、友達や彼らとの思い出でもなく、自分の身の安全でした。

人間誰でもあれもこれも欲しがってしまうのは当たり前のことで、僕も色んなことを考え出してどうすればいいか分からなくもなりかけました。

 

でも自分の最優先事項を明らかにし、それを達成することのみに集中して、驚異の早さで帰国することが出来ました。

 

もちろんその選択をしたことに後悔はないし、むしろ誇りに思っているけれど、帰国してとりあえず落ち着いた今、カナダでのあの日常はもう戻ってこないんだな、と改めて実感して切なくなります。

 

いつか行こうと思っていたあのレストランに行くこともないし、みんなで図書館で勉強することもない。週末にみんなで集まって遊ぶこともないし、柔術のジムで仲間と汗を流すことも、バイト先で大将や女将と楽しく働くことも、そして何よりもあのキャンパスで授業を受けることはもうない。ちょっと遅刻して行ったあの授業が自分の最後の授業になるなんて、思いもしなかった。

 

結果論的に「あの時こうしてよけばよかった」という後悔は基本的にしないのですが、純粋な喪失感は感じます。

 

今回のことで普段何気なく送っている日常の大事さ、そしてその儚さを身を持って学びました。

 

築き上げてきた人間関係を手放すということ。

三年半前にカナダに来た時は、僕は正真正銘の一人ぼっちでした。

 

家族もいないし、親戚もいないし、もちろん友達もいない。

 

学校でも日本人はほとんどいなかったし、他の留学生達は授業外では母国語ばかり話すので、初めの一二学期間は孤独で辛かったです。

 

それでも自分から色んなことに挑戦したり、新しいコミュニティに入ったりして友達を作って、交友の輪を広げていきました。色んな国から来た、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々と日々生活するのは大変刺激的で多くのことを学びました。

 

今思い返せば、自分の人生の中で、自分の力で0から人間関係を作り上げてきたことってこれが初めてだったなと思います。海外生活が長くなるにつれて日本の人達とはだんだん疎遠になっていったものの、自分には自分の複数のコミュニティがカナダにあったので気にしていませんでした。

 

でも逆に言えばそれが僕が持っていたほぼ全てのコネクションでした。

 

しかし、それを僕は数日で全て手放す決断をしなければいけませんでした。

帰国を決めてからは時間が無さすぎて、自分が帰国することすら周りに言えなかったし、バンクーバーは外出禁止要請が出ているため、ほとんどの人に最後に会うことも出来ませんでした。

 

荷物は捨てられても、人間関係、みんなとの思い出とはそう簡単に決別できるものではありません。いくらインターネットが発達して、いつでも連絡がとれるようになったというものの、それでもやっぱり一緒に時間や場所を共有して、思い出を作ることには到底敵いません。

 

今回の帰国にあたって、それが一番辛かったことでした。

 

明日死んでも後悔しない生き方、の本当の意味。

よく「毎日を人生最後の日だと思って行動することが大事」というようなことを耳にしますが、個人的には賛同しません。

 

今日が人生最後の日なら、ジムにも行かないし、勉強もしないし、バイトもしないし、家事もしないでしょう。全ての時間を自分の大切な人達と過ごすことに割り当てます。

だからそれは何か違う。

 

結局僕が行き着いたのは「大事なのは今という時間を大事にして、毎日を出来るだけ一生懸命に生きること」というものでした。

 

今回、僕の留学は思いもしなかった形で突然終わることになりました。

それに対して心残りがないと言えば、もちろんそれは嘘になります。

もっとカナダの生活を満喫したかったし、もっと色んな思い出も作りたかった。

 

しかし今回のコロナウイルスは自分の力ではどうしようも無かったこと。

こういった自分の影響力範囲外のことにクヨクヨしても仕方がありません。

そこを思い切って割り切って二日で帰国できたのは、過去の経験のおかげもありましたが、大きかったのはこの三年半のカナダ留学を振り返って、「自分頑張ったな」「やるべきことはやれたな」と思えたことでした。

 

心残りはあったけれど、後悔はなかった。

 

それは自分なりに毎日一生懸命生きて、色んなことにチャレンジしてこられたからだと思うし、この正規留学というチャンスを与えてもらったことをありがたく感じます。

 

これからも手元にあるチャンスは全部生かして、悔いのない人生にしていきたいです。

 

最後に。

留学ってキラキラしたイメージがするけれど、実際正直かなりしんどい。

交換留学とか短期留学はまだいいけど、正規留学は本当にしんどい。

 

慣れない土地で過ごすのもそう、慣れない言語で生活することも、現地の慣習に馴染まなければいけないこともそう。人種とか宗教とか貧困とか、日本ではあまり馴染みのなかったこととも向き合って生きていかないといけない。

 

そして何より勉強がキツイ。

国内の大学に行くより間違いなくキツイ。

 

それでも正規留学なら日本に帰る大学も無いし、途中で投げ出して高卒のまま日本に帰るなんてこともまあできない。自分に莫大な金も期待もかかっていることも分かっている。

 

そういったえげつないプレッシャーの中で生き抜いた海外大の先輩達と高校生の時にお会いして、「この人ら半端ないな。俺もこうなりたいな。」と思って、国内大学の受験を完璧に捨てて僕は海外に飛び出しました。

 

そしてもうすぐ自分も海外大卒業生として、あの憧れだった先輩方の仲間入りをすることになります。

 

このタイミングで本帰国するのは予想もしていなかったし、もちろん寂しい。

けれど人生のこのステージで海外経験を積めたことは一生の財産だし、この機会を与えてもらったことに感謝しています。

キザったいセリフになるけれど、これからも毎日を大事にして一生懸命生きていこうと思いました。

 

 

 

東京都ロックダウンが起きる4つの理由と、その後の日本について。

五輪の延期が発表されるや否や、都内に40人以上ものコロナ感染者がいることが発表されましたね。実際の数はもっと多いことでしょう。

 

小池都知事は今が感染爆発が起こるか否かの大事な局面だと言っていますが、恐らくもう手遅れであることは分かっているはずです。

これから数週間は毎日、発表される感染者数が増えていくと僕は見ています。

 

それでも恐らく一部の国民は政府の声を無視し続けるでしょう。

それによって政府もさらなる強硬策に打って出ざるを得なくなり、外出制限要請から外出禁止、来週末あたりには東京都はロックダウンされると僕は予想しています。

 

そして最悪、再来週の頭あたりに国境閉鎖の可能性もあるかもしれません。

日本政府がそこまで思い切ったことをできるとはあまり思えませんが、可能性はあります。

 

僕が上記の予想を立てる根拠は以下の4つです。

 

 

なぜ東京都ロックダウンは起きるのか。

初期対応の圧倒的な遅れ

五輪の延期が発表されたのはつい先日。

 

他国がどんどん何かしらのコロナ対策の政策を打ち出していく中、五輪延期を発表するまで日本政府も府都知事も具体的な有効なコロナ対策を十分に打つことが出来なかったし、テストすらも行ってこなかった。

 

他国の情勢からして、日本も既にコントロール不能に陥っている可能性が高いと考えることは何も不自然なことでは無い。

 

まずはこれが一番の大きな原因。

 

国民の危機感 / 思考能力の圧倒的欠如

これだけ世界の多くの国がリアルタイムで危機的状況に陥っているのに、朝のニュースで花見の見どころ特集をする日本全体の圧倒的な危機感の欠如。

 

さらにクラスター感染の高いクラブやバーにもまだ平気で通うし、大学生達は中止された卒業式が行われるはずだったキャンパスに赴いて写真を撮って、そのあとは飲み会でどんちゃん騒ぎ。

 

自分も卒業が近いので祝いたい気持ちは痛いほど分かるが、高等教育を受けた者達がこんな当たり前のことも考えられず、行動も出来ないのを見ると、呆れを通り越して悲しくなってくる。

 

お前らが赤信号をみんなで渡ることで、失われるかもしれない命のことすらも考えられないのであろうか。

 

K1会場等でのクラスター感染

 先週末にK1が開催されて非難されていましたが、既に観客の中から発熱症状のある方が出ているみたいです。現時点では未判明ですが、コロナである可能性が低いとは言えないでしょう。さらにここ数日で他の観客からも同じような症状を訴える人がもう少し出てくると思います。

 

症状が出ない人でも気づかないまま、帰りの電車内などでウイルスを周りの人に移している可能性は非常に高いです。

 

いくらマスクを配ったって、目の前で格闘技が行われて皆興奮している中で、6500人の観客全員が最後まで大人しくマスクをしていたはずがありません。

そもそもそれほどの思考能力/自己抑制能力のある人間は、もとより観戦になど来ないはずです。

 

大人数の観客が歓声や怒声を室内であげる状況での大規模な飛沫感染、これはまさしくタイのムエタイ格闘技場で起きたことと全く同じです。

タイでのコロナの爆発的感染拡大の大きな要因は、ムエタイ格闘技場に大勢の国民が集まって、そこでクラスターが連鎖して起きたからだと言われています。

タイでは現時点で既に、原則陸上の国境が全て閉鎖されています。

 

しかし、K1も五輪と同じでキャンセルしてしまえば大赤字で即倒産の危機に陥ることが明らかだったようです。

そうなれば多くの人が職を失うことになるし、彼らの家族にも影響が出る。

 主催者を責めるのは簡単だけど、中止要請のみで中止時の補償などを申し出なかった県側の対応も正直適切ではなかったのでは無いかとも思います。

 

だがここで一番悪いのは、この状況下でそれでもアリーナに足を運んだ観客達。

開催前から感染リスクがあるのは全員分かっていたのに、自分が試合を見られるなら他人の命を危険に晒しても構わないのか。

そういう奴らに限って、自分が発症したら主催者を責め立てるのであろう。

 

自分も一応、格闘技をしているので今回このようなことが起きてしまって残念です。

 

そしてこういったアリーナ以外にも、パチンコ店やカラオケボックス、クラブやライブハウスや映画館など、クラスター感染の危険性が高いところはまだ全国各地で通常営業しています。

 

こういった場所からさらなるクラスター感染者が出てくるのも時間の問題でしょう。

 

海外からの帰国者による、さらなるウイルスの流入

世界の国々がロックダウンされて行く中で、今週はさらに海外からの帰国者が増えると思われています。

 

今朝のニュースでも帰国者のラッシュで、羽田空港の検疫の待ち時間が4-5時間にも及んでいるそうです。このラッシュは今週末あたりまで続くでしょう。

 

ただでさえ海外からの帰国者ということで、非常にリスクの高い人間が多いのに、それを集団にして何時間も屋内の同じところで待たせたらそこで新たな感染が起きることは明らかです。

 

もちろんそれだけ混んでいるので、各人間の距離が十分空けられるはずもありません。

 

そしてその検疫でも全てのコロナ感染者を見つけるのは不可能です。

僕もコロナの検査を受けることを求められることなく、あまりにもあっさり空港を出られてしまったので逆に不安になりました。

 

発熱など明らかな症状が出ていない場合、滞在先国によっては普通に公共交通機関を利用して自宅に帰ることが許されています。

 

そして帰宅後は14日間の自己隔離を求められますが、多くの人がそれを守らないでしょう。自分の知り合いでも、ヨーロッパから帰ってきて自己隔離期間内のはずなのに、普通に外に出かけて卒業の写真を友達と撮って、店に行って飲んでいる様子をインスタに上げていました。

 

彼は一応東大なので頭はいいはずなのですが、それでも上記のような自分勝手で無責任な行動を取っていたので、帰国者の大多数が自己隔離を守れるはずが無い。

 

これにより今現在でもさらに感染者はさらに増えていっているでしょう。

 

東京都ロックダウン後に起きることとは。 

それではロックダウン後にどんなことが起きるのでしょうか。

全国の総感染者数の激増 / 国境封鎖

仮に東京都封鎖の判断が下されても、日本政府が公共交通機関を全て停止させるなりして、物理的に全ての人の移動を封じ込めることはまず不可能です。

 

そうなると東京にいた人達がそれぞれの故郷に散り散りになって戻って行きます。

その中には症状が無いものの、既に感染している人達も多くいることでしょう。

 

そんな彼らが日本全国に散らばることで、東京都以外の主要都市でも感染者が増えていき、国内の総感染者数は日々増加。

 

あまりにもその増加の割合が酷く、収束の見込みが無い場合は国境を閉じざるをえない事態に陥る可能性もなきにしもあらずです。

 

東京オリンピックの中止

現在、他国では国境封鎖の解除などの事態の沈静化に数ヶ月、ワクチンの開発には一年ほどかかると言われています。

 

アメリカなどでも日常を取り戻せるには少なくとも数ヶ月がかかると言われています。

そんな状況下でアスリートは満足に練習出来ないし、そもそも予選などもまともに行うことは難しくなってくるのでは無いでしょうか。

 

そうなると今回のカナダのようにボイコットする国が現れ始め、東京オリンピックは2021年に延期しても、そのあとしばらくしたら中止になるような気がしてなりません。

 

仮にオリンピックが中止になれば、日本の経済は大ダメージを受けるし、さらには以前より議論されていたオリンピックの必要性がさらに厳しく問われるようになるでしょう。

 

さらなる貧富の差の拡大

現在、他国でもコロナウイルスの影響で多くの人が職を失っています。

そしてその失職者の多くが非正規雇用、あるいは経済的弱者であると言われています。

日本でも派遣切りなどが始まっているようです。

 

カナダ政府は家賃やローン、税やその他公共料金の支払いの延期や、中小ビジネスや失職者への現金給付を近いうちに行うようですが、日本政府はこのような思い切った政策をとる度量も資金力もないでしょう。

 

現金支給の話も出てきていいますが、1万や2万渡されたところで焼け石に水で、効果はないと見られます。

 

このような理由で次の数ヶ月間で多くの失業者が出て、さらに現在就職活動中の人達にも、今既に出ている以上の影響が出るでしょう。

 

普段あまり貧困が可視化されていない日本ですが、リーマンショック後の年越し派遣村のように、また目に見える形で貧富の差が出てくるかもしれません。

 

僕は来年の四月入社予定ですが、それまでにある程度状況がマシになっていることを願います。

 

最後に

ここ数日間、ブログやソーシャルメディアなどで出来るだけ日本のみんなに注意喚起してきましたが、僕の力不足で影響力はほぼ皆無。

 

自分の海外経験を今こそ周りのために生かさなければいけないと必死に情報発信しても自分の力不足、周りからの関心の無さを感じるばかり。

 

共感してくれたり、記事をシェアしてくれたりするのは皆、海外経験のある人達ばかりで、国内のみんなは今日も楽しそうにお外で好きなことをしているみたいです。

 

説得しようとしても聞く耳を持たれないことは分かったし、もうどっち道遅い気もします。

 

最後に僕が出来ることは、上記の予想が全て外れて日本と世界が一刻も早く通常通りのものに戻ることを願うことだけです。

 

海外に出てようやく日本を好きになれたのに今回の件は非常に残念です。

 

将来はもっと力のある人物になり、日本以外にも拠点を持つ必要性があることを再認識しました。

お前の平和ボケが人を殺す。日本人のコロナなめすぎ問題。

始めに、恐らくこの記事を読んだ人のほとんどが途中で気分を悪くして画面を閉じてしまうと思います。それでもあえて最後まで読んで欲しいことを冒頭でお願いしておきます。

 

おいらは怒っている。

 

俺は煽り系Youtuberとか、ああいった人々の不安感を煽ることで快感を得ている連中が大嫌いだ。それでも今回の件に関しては怒りの声を上げざるを得ない。

 

コロナで大ピンチのカナダから必死になって帰ってきて、そこで見た日本人達の異常なまでの能天気さにもはや危機感を通りこして寒気すら感じる。

 

彼らはニュースを全く見ないの?

海外で今何が起きているのか知ろうともしないの?

ゴーストタウン化した世界の大都市の数々を、病人が多すぎて機能停止している病院を、火葬が追いつかなくて山積みになった棺桶を、死人が多すぎて正式な埋葬が出来ずにそのまま地下に遺体を埋めざるをえない国のことを知らへんの?

知っているならばそれを元に自分達が今どう行動すればいいのか分からへんの?

 

これは将来起きる気候変動とかの問題やない。

今、この瞬間世界で起きていることやねんで。

 

てめえが食ったラーメンの味なんて誰も気にしちゃいない。

そんなものをインスタに上げてる時間があるならYoutubeでもなんでも使って世界情勢についての情報を集めてはいかがなものか。

 

政府の外出禁止要請を無視して外ではしゃぎまわるカナダ人やアメリカ人を見てきて、所詮こいつらも馬鹿ばっかりだなと思って帰国したら、自国民も同レベルかそれ以下ではないか。

 

十分な数のテストを行わない政府が悪い?

もっと強い政策を早く出せない政府が悪い?

 

政府だって五輪開催が決まっている中で、テストをして大々的に感染者数を公表して自らの首を絞めることは出来ないのは自明。日本側が自主的に延期、中止した場合は保険が下りず日本経済に大打撃を与えてしまうから政府だって今の状況の中で一応一生懸命頑張っている。

どうしてこういう時だけは日本人のお家芸である"空気を読むこと"が出来ないのか?

 

そもそも状況が悪くなった途端に掌を返して上の者を叩き始めるのは愚民のすることである。安倍さんを選んだのも我々国民、過半数の国民が五輪開催を支持していたし、開催が決定した時はお祭り騒ぎであった。忘れたとは言わせない。

 

民主主義国家で政府を批判するということは自分達の無能さを声高に叫んでいるのと同義であることも彼らは理解していないのであろう。

なんの責任も取れない奴らに限って小学生でも分かるような正論を振りかざして、おいらは正しくて賢いんだぜ、と威張ってみせる。

 

アホか。

 

正論が常に通用するなら誰も苦労せえへんわ。

 

もうこの際、一般大衆のことはどうでもいい。

そもそも一般大衆が賢く正しい判断を下せる国なんてほとんどない。

そこに期待すること自体が間違っている。

 

問題はエリート層だ。

 

俺が今回こんなに怒っているのは日本の未来を担うエリート層である自分の知り合い達があまりにも馬鹿げた行いを日々していることについてだ。

 

自慢になるが、俺の小中高の時の同期の多くが東大や京大などの日本のトップの大学に進学し、今まさに卒業している。恐らく就職するにしても、大学院にいくにしても皆レベルの高いところに行くことが決まっているはずだ。

 

やっぱり同期が活躍しているのを見るのは励みになるし、素直に祝ってあげたいけれど今の状況を見ているとどうしても出来ない。

 

日本のトップ大を出てエリートと呼ばれて、これから日本を引っ張っていくはずのお前らが、この大感染が広まるか防げるかの瀬戸際という大事な時になんで外で集まって飲み食いできるのか全く理解できない。

 

中でもヨーロッパから帰国したばかりで最低二週間は自宅にいなければいけないはずの奴が、普通に外に出て友達と飲み会をしているのをインスタにあげているのを見た時は正直吐き気がした。

お前が東大卒であろうが関係ない。お前のしている行為は非常に無責任でクズである。

恥を知れ。

 

みんな今まで頑張って、いい大学卒業出来て嬉しくて祝いたいのはもちろん分かる。就職も決まっているなら尚更だ。

自分ももうすぐ卒業で同じ立場になるからそれは凄く分かる。

 

それでもなんで卒業式がキャンセルになったのかは小学生でも分かるよな?

東京都知事が東京都のロックダウンの可能性を示唆しているんやで?

オリンピックも延期になってんで?

もう国もそろそろほんまにヤバイって分かってるってことは明らかやん?

 

自分がいたカナダの大学ではこのような現象は見なかったし、アメリカの大学でも同じようだ。みんないかにしてコロナ感染を防げるかといった内容をシェアしていたし、いかに家の中で時間を過ごすかというコンテンツをシェアしていた。

 

そりゃあったかくなってきたし、外に行ってはしゃいで友達とワイワイしたい。それは万国共通で当たり前だ。それでも彼らの多くが自分達の身勝手な行動が誰かの命を奪いかねないこと、社会全体を危機に晒してしまう危険性のあることをちゃんと皆理解して行動していた。

 

高等教育を受ける機会を与えてもらった恵まれた一部の人間として、当たり前の行為である。そういう高潔なプライドさえ感じられた。

 

それに比べて日本の"エリート"達は一体どうしてしまったのか。

普段は偏差値至高主義の歪んだエリート思考に囚われているのに、都合が悪くなったら大衆迎合に転じるのか。

 

これが所詮、偏差値、すなわちテストで良い点を取るという能力の高低を"賢さ"の絶対基準にしている日本の教育制度の限界なのかとすら思ってしまう。

まあ元々そういったところが大嫌いで自分は海外の大学に進学したというのもあるが。

 

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とまあここまで鼻息荒く汚い文を書き連ねてしまったが、別に自分が特別であるとか、マウンティングをとりたいとか、日本のエリートのみんながどうしようもない馬鹿ばかりだと言いたいのではないことは分かって欲しい。

 

もし自分がみんなのように日本の大学に行っていたらまず100%、間違いなく周りと一緒に外で騒いでいたであろうと思う。だって周りに誰一人として危機感を持っている人間がいない中で一人だけそんな発言して、違うことしてたら空気読めない変な奴やと思われるやん?意識高い系のキモい奴やと思われてはみごにされるやん?せっかく学生生活最後の時やねんから楽しいことだけしたいやん。

 

仮に世界情勢に関する情報収集をして自分が何をすべきか分かっていても、自分だけやっても効果がない上に自分だけ嫌な思いをするとなると、もう何のメリットも自分にはない。それならアホのふりしてみんなとつるんだ方が楽しいし楽だから自分ならそうするかもしれない。

 

恐らくこのような記事を読んでも、キモッと思って読み飛ばしてまた明日からも外に出歩き続けるであろう。自分なら恐らくそうする。

俺はそんなにできた人間ではない。

 

それでもこの記事を書いたのは正直悲しかったからだ。

いくら日本の偏差値至高主義の教育が心底嫌になって海外に出てきたからといって、それでも凄く努力して、受験や就活などの熾烈な戦いを何度も勝ち抜いてきた国内トップの大学のみんなのことは戦友として誇りにすら思っていた。また日本に帰って、そんな日本のエリート達と働くのを楽しみにもしていた。

 

ところがどっこい。

北米の学生と比べた時にあまりにも幼稚すぎる行動をとっていること、そして圧倒的な意識の差があることに心底幻滅してしまった。

 

確かに北米の学生の中にもビーチでパーティーしたりしてる馬鹿学生も一定数いる。それは事実だ。

それでも、やはりある程度レベル以上の大学に在学している学生達のほとんどは、自分たちが今何をなすべきか理解し、それにそって行動できていたと思う。

 

しかし日本ではトップの方の大学に在学中の学生でも、上記のような行動をとれているのは現段階ではほぼ皆無のように思えてならない。

これは非常に残念なことだ。

 

こいつらがこれからの日本を引っ張っていって、世界と渡り合えるわけがない。

世界トップレベルの大学出身の日本人達の多くが日本に愛想を尽かして帰ってこなくなるのも無理がない気がした。

 

今からでも、もしかしたら遅くないかもしれない。

少しだけでもいいから世界に目を向けて、自分がとるべき行動についてもう一度考えて欲しい。

 

 

 

おいらの緊急カナダ脱出作戦が始まるぜ

ここ一二週間、カナダの状況が日々目まぐるしく変わってきました。

 

学校の閉鎖、外国人の入国禁止、オンタリオ州の非常事態宣言発令、アメリカとの国境閉鎖、地方空港の閉鎖、BC州の緊急事態宣言、バンクーバー市の緊急事態宣言、飛行機会社の運行停止予告。

 

以上のような現状を踏まえて、このままカナダにいてはここに閉じ込められていつ帰国出来るか分からなくなると考えて明日、日本に緊急帰国することになりました。

 

このような形でカナダを離れることになるとは思ってもいなかったし、外出自粛の状況下で友達に最後に会うことも出来なかったのが心残りです。

しかし自分のコントロール外のことに心を砕いても仕方がないので、苦渋の決断を下しました。

 

もちろん沢山葛藤しましたが、様子見する時間も、悲しむ時間も無いので今は大急ぎで帰国の準備をしています。

 

また飛行機の中などで僕が帰国を決断した経緯などについて書きます。

 

日本に帰国予定の皆さんも、留学先に残る皆さんもどうかお体に気をつけて下さい。

カナダのコロナ事情 / 日本人の意識低すぎ問題

さて、いよいよカナダにもコロナの波が押し寄せてきました。

僕は現在バンクーバーに住んでいるのですが、大学の授業は全てオンラインになりました。

 

今のところ留学生への本国への帰国指示などは出ていないため、家で大人しくしています。恐らくバイト先のレストランももうすぐ営業を停止にせざるを得なくなるので、ほぼずっと家にいることになります。

 

カナダへの留学、ワーホリ等を検討されている方もいると思うので、3/17現在発表されている内容についてまとめます。

 

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目次

 

カナダ事情

1. 入国制限

カナダ国民、永住権保持者以外のカナダへの入国が一部を除き禁止されました。

外交官や航空業界勤務者、アメリカ国民は制限の対象外になります。

 

これにより学生ビザ保持者の僕達、学生は一度出国すると現時点では再入国することが不可能となります。僕は五月からの夏セメスターを終えると卒業なので、とりあえず現時点ではこちらに残ることにしています。

 

今のところはカナダでは、留学生の本国への帰国指示等は出ておりません。

 

ただ、もし夏セメスターの授業がオンラインに移行する事になれば本帰国する事になると思います。こっちにいるだけで生活費や保険料がかかるからです。

 

来年の四月から日本で働くことが決まっているので、それに影響が出ないことを願っています。

 

恐らくこの入国制限の影響で、カナダへの留学やワーホリは中止にせざるを得ないかと思いますので、詳しくは学校やエージェントに確認してみてください。

 

ちなみに僕の大学も来学期に予定していた他国への交換留学プログラムは全て中止となりました。

 

2. 学校閉鎖

公私立共に全ての教育機関の閉鎖が決まりました。

今までは公立の学校のみでしたが、私立の学校にも閉鎖が要請されました。

これにはChild careなどの保育施設や、小中学校も含まれます。

 

再開の時期などは現在のところ明らかにされていません。

 

3. オンタリオ州が緊急事態宣言

オンタリオ州が緊急事態宣言を発令しました。

 

これにより

1. 図書館や自然公園等の公共施設の閉鎖。

2. レストランやバーの閉鎖。(テイクアウトやデリバリーは可)

3. 全ての劇場の閉鎖。

4. 50人以上の集会の禁止。

 

などが実施されます。

 

カナダおなじみのTim Hortonsも、僕の地域の店舗では店内での飲食を禁止、ドライブスルーとテイクアウトのみになりました。

恐らく他の地域でも同様の処置が取られているかと思います。

 

BC州でも大規模なイベントやコンサートは全て中止、あるいは延期が決定し、僕も参加予定だった5月開催のバンクーバーラソンも中止されました。

 

僕のルームメイトはオンタリオ州出身ですが、明日には帰ると言っています。

そのうちカナダ国内の移動にも制限が出てくるのではないでしょうか。

 

4. 店舗の閉鎖

NikeAppleをはじめとしたブランドが、続々と実店舗の一時閉鎖に踏み切っています。

BC州でもチェーンのレストランの多くが3月末までの営業休止を発表しています。

 

ちなみに今日はSt Patrick's dayという祝日なのですが、ウイルスの拡散を防ぐため、ダウンタウンエリアの飲食店は全て閉鎖されます。

 

おまけ: アメリカ人が爆買いしているものは?

今朝のニュースでアメリカでは銃販売店に客が集まっているとありました。

 

インタビューに答えた人の中には「非常事態になったら自分の身は自分で守らなきゃいけないだろう」という人もいました。

 

この現象がアメリカ全土で起きているわけではないとは思いますが、やはり留学先はアメリカにしなくてよかったなと思っています。

 

日本、大丈夫?

もうオリンピックはええんちゃう?

昨日、G7の電話会談がありましたが、そこで安倍首相は「オリンピックを完璧な形で実現する」と発表したそうな。

 

オリンピックは経済面でも、日本のメンツを保つためにも大事なのは理解できますが、流石に予定通り開催等のはキツすぎるのではないでしょうか。

 

中止や延期になった場合の経済的なダメージはかなり大きくなりますが、東京オリンピックのせいで事態が深刻化したりした場合、日本の国としての信用問題になりかねません。

 

オリンピックのために頑張ってきた選手の皆さんのためにも、根拠なく「予定通り開催するんだ」と言い張るのではなく、具体的な延期、中止策を発表するのが妥当であると考えます。

 

日本人の意識低すぎ問題

 アメリカ、カナダ、イギリス等が、それぞれ思い切った政策をとっている中で、日本の対応はあまりにも中途半端すぎると感じます。

イギリスのように集団免疫を獲得する政策でもなければ、カナダのように徹底的に押さえ込もうとする政策でもない。

 

学校も閉まっているところがあれば、開いているところもあり統制がとれていないし、入国制限に関してもザルザル。

 

カナダ政府は不要な外出を控える要請、国外にいる国民への帰国要請/渡航費補助、レストラン等の実店舗の閉鎖要請、そしてそれに伴う低収入層への金銭的補助など次々と対応策を出しています。

 

それでもカナダ人は政府の対応が遅いと怒っています。

 

一方で前述の通り、日本政府の対応はあまりにも手ぬるいし、遅い。

それに対して日本人の中にも政府に対して憤りを感じている人も一定数いるようです。

 

しかし、そんな日本政府を叩いている日本国民も同様に意識が低すぎると感じます。

実際多くの国民がまだ海外旅行をしたり、国内を自由に動き回っています。

日本人も、中国人や韓国人を「コロナ 流行ってるのに日本に来るな」と叩いていますが、自国民も同じ行動をとっている事に関してはノータッチのようです。

 

政府も政府ですが、僕たち日本国民の意識も低いと感じざるをえません。

 

しかし、それもある意味仕方のないことかもしれません。

日本人の平和ボケは今に始まった話ではありません。

朝のワイドショーなどは、国民の不安を無駄に煽るようなことばかりを繰り返して、視聴率稼ぎに必死。

 

カナダの友達(もちろん全員ではない)はインスタなどでもいかにウイルスの拡散を防ぐか、政府の対応に関するニュースなどを積極的にシェアしているものの、日本人はいつも通り自分が遊びに行っているところなどしか上げていません。

 

逆に日本だと、コロナ関連のニュースなどをシェアし始めたりしたら「うわあ、意識高い系かよ」「過剰反応しすぎなんだよなあ」などと白っとされて終わりでしょう。

 

北米、ヨーロッパ等の国々が次々と非常事態宣言を出している中で、発生源の中国からから最も近い国の一つである日本が安全なわけがありません。

単純に十分な数の検査がなされていないだけなのです。

これぐらいのことは誰にでも分かるはずなのに、恐らく海外で何が起こっているのかニュースもチェックしないし、考えることもないのでしょう。

 

陰謀論等に興じる前に、実際に世界で何が起こっているかを知っておき、それについて考えることは非常に重要です。

 

詰め込まれる式の日本教育を受けてきた僕たちは、自分から積極的に情報を手にいれる、それを元にして自分の頭で考える、自分の意見を発信する、といった行為が苦手な傾向にあります。

 

そして自分、あるいは自分が属しているグループとは異なる性質のもの見つけるや否や「キモい」「うざい」「空気読めない」と必死に排除しようとする。

そしてそれは集団単位で行われることが多い。

 

恐らくこの記事を読んでくれている人の中にも「こいつ典型的な留学生カブれやな、コロナに脳みそやられとんちゃうか」と一笑に付す方が多いことでしょう。

僕もずっと日本国内に住んでいたら、同様に感じると思います。

 

それでもこのような内容を発信しようと思ったのは、僕たちの世代が意識を変えていかなければならないなと感じるし、海外に出てこれたという経験を通して学んだことを共有することが大事だと考えるからです。

 

日本人にも良いところはもちろん沢山ありますが、あらゆる面で意識が低すぎる。

 

ただこういった内容を自分で打っていても、意識高い系でキモいと感じるのは、自分の日本人としてのアイデンティティが故でしょう。

 

今回の件で、自分も将来は日本以外にも拠点を作って、生きていかなければならないなと考えさせられました。

 

 

留学の終活。

こんにちは。

一月ももうすぐ終わろうとしていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

バンクーバーは先週ぐらいまで雪が積もっていましたが、今は連日の雨です。

雪も困るけど、ずっと雨もなかなかです笑

 

早く夏来ないかな。

 

さて、タイトルにもある通りこの春学期、そして次の夏学期で僕の四年間のカナダ留学もお終いです。あっという間だった気もするし、初めにカナダに来た時のことを思い出すと遥か昔のようなことにも感じます。

 

初めての一人暮らし、初めての海外生活、初めての町、初めての学校。

友達も家族も親戚も知り合いが誰もいないところで、新生活を始めた時のことが遠くなつかしい思い出のような気がします。

 

初めは全然友達いなくて孤独との戦いだったし、家事、自炊も慣れるまで大変だったし、学校の勉強も難しかったし、とりあえず毎日をちゃんと生きていくのに必死でした。

 

それも二、三年生になったら色々要領よくこなせるようになって、良くも悪くもバンクーバーでの生活に慣れていきました。いつか日本に帰らなければならないことをあまり意識せず、いつまでもここにいるような気分になっていたのです。

 

でも帰国後の就職先も決まって、卒業が見えてきた時、もっとカナダで残された時間を大事に過ごさなければいけない、と思いました。今一緒に遊んでいる友達とも離れることになるし、慣れ親しんだこの町ともお別れする日が近づいている、自分は留学生活の最後のまとめ期に入っているんだとようやく実感したのです。

 

 

アメリカを離れる時も、沢山の人にさよならを言わなくちゃいけなくて辛かったけれど、こうやって色んな人出会って、一緒に時間を過ごして、それらが思い出になっていくプロセスが、大人になるってことなのかな、と思いました。

 

きっとカナダを離れる時も、同じような思いをするのだろうけれど、その時「俺ちゃんとバンクーバーで生き切ったわ」と感じられるように、残りの時間をしっかり噛みしめつつ日々生きていく所存です。

 

大袈裟だけれど、この感覚って死ぬ前のそれと似ているのかなと思います。

普段、いつも通りの生活をしている中で、終わり、区切り、を意識することってあまりないから、今この時、ここにいることを雑にしてしまう。そして終わりが近いことに気付いた時に、ようやくその大切さに気づく。

 

就活はもう終わったので、これからは留学生活の総仕上げとしての終活に取り組んでいこうと考えています。

 

2020年、皆さんも素敵な年にして下さい。