サトリーマンのつぶやき。

悟りきれない悟り世代、23才。 バンクーバーで大学生をやっていましたが、本帰国しました。来春から不動産デベで就業開始予定。

(妄想注意) コロナで暇なので自分の人生プランニングをしてみた。

こんにちは。

 

コロナで皆さん色々大変だと思いますがお元気でしょうか。

 

僕は昨日、最終課題のレポートを提出したので一応春休み期間に突入しています。

夏学期はオンラインになるとのことですが、

どんな感じになるんだろうかと考えています。

 

とりあえず最終学期になるので確実に単位を取って

秋にちゃんと卒業できるように頑張ります。

 

さて、タイトルにもある通り今日は僕の人生プランニングをしてみます。

妄想力と実現力には自信があるのでモリモリ書いていきます笑

 

それではいきましょう!

 

 

目次 

 

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はじめに

僕はビッグな男になります。(どんなパワーワードやw)

 

その証拠に(?)僕の両手にマスかけ線があります。

 

マスかけって何やねん、という方のために下にリンクを貼っておきます。

ざっくり言うと天下取りの手相です。

beauty.biglobe.ne.jp

ちなみに両手にマスかけがある人は1000人に1人ぐらいの割合だそうなので、国宝級に珍しいものではないです。僕のマスかけパターンは両手共に7パターン目です。

 

さらに誕生日占いと掛け合わせると、僕は夢を実現させる指導者として活躍するようです。確かに自分でも納得感があります。

 

そういえば昔から「よう分からんけど大物になりそう」とか「将来化けそう」とかちょくちょく言われてました。高校で成績がクソのように悪かった時も「自分は将来、今俺より成績が良い奴らよりも確実に上にいく」と確信していました。

 

そんなとんだ勘違い野郎な僕ですが、とりあえず就職偏差値トップレベルの企業から内々定を頂いたので「やっぱり俺あながち間違って無かったわ」と勘違いは酷くなるばかりです。

 

そんな僕がこれからどんな人生を歩んでいくのかを見ていきましょう!

 

(ここまででお気づきのようにこの記事は最後までフワフワとこんな調子で続いていきます笑 興味の無い方は貴重な時間を他のことに使って下さい。)

 

僕が自分の人生で成し遂げること

 

それはずばり

「自分と自分の周りにいる人達を幸せにすること」

です。

 

人間いつ死ぬか分かりません。

 

そして死は全ての生けるものに等しくいつか訪れます。

 

やっぱり死について考えることは何となく怖いです。

 

それでも自分が死んだ後に「色々あったけど、ええ人生やったな」と自分が思えて、僕の周りの人達にも「あいつええやつやったな。おらんなってちょっと寂しいわ。」と思ってもらえたらこれ以上幸せなことは無いと思います。そしてそんな人が多ければ多い方が良いな、とも思います。

 

「俺だけ幸せになったるねん」っていうのも違うし、「みんなさえ幸せなら自分のことはどうだっていい」というのもやっぱり違う。

 

「俺は世界を変える!全人類を幸せにする!」っていうのも「お前は全能神かよ」って思っちゃいます。そもそも世界は変えるものでは無く、

自然と変わっていくものです。

 

でも自分が幸せで、ついでに自分の周りの人達も幸せっていう状況ならいつでも作れるはずやしそれって最高にハッピーやん、ってことで上記の内容が僕の人生において成し遂げること、いわゆるミッションステイトメントになりました。

 

まさしくこのイラストみたいな感じ。

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https://twitter.com/realtouchingpic/status/818082776146726917

 

これなら何となく出来そう!

 

少し話は変わりますが、今回のコロナの影響で、四年間かかるはずだったカナダ留学を三年半で突然終えることになりました。

 

実際、カナダを離れる決断をするのは難しかったし、もっとカナダで時間を過ごしたかったです。日常をいきなり自分の手で終わらせることも、ゼロから三年半かけて築き上げてきた繋がりを手放すことも辛かったです。

 

でもカナダ留学を振り返ってみたときに、来ると思っていた未来への心残りはあっても、過去への後悔はなかったです。

 

それはきっと僕が自分なりに毎日、一生懸命カナダで生きてきたからだと思います。そしてそんな良い留学生活を送れたことに感謝もしています。

 

また、色んな人に「I will miss you」と言ってもらえたことも、自分はカナダで人として真っ当な生き方をしてこれたんだろうな、と思える根拠になりました。

 

僕は自分が死ぬ時も、こんな気持ちでありたいなと思います。

 

死ぬことっていつか来ることは分かっているけれど、楽しみに待ち望むものではない。

思わぬタイミングでいきなり訪れるものかもしれない。

 

それでも自分が死んでから自身の一生を振り返った時に「俺一生懸命、幸せにええ人生を生きれたわ」と思えて、たくさんの人達が僕の葬式に来てくれて、僕との今生での別れを惜しんでくれたら、心置きなく次のステップに進めると気がします。

 

序盤から一気にブッ飛びまくりですが、以上が僕の人生で成し遂げることです。

 

 年代別未来予想図 

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https://www.golfaustralia.com.au/feature/morri-planning-for-golfs-future-532830

次は年代別未来予想図です。

 

僕は今年23歳になるので二十代から始めます。

 

20代

今から入社までの一年間は充電期間。

学んで鍛えてこれからの人生に向けてしっかり備える。

劇的な変化は無し。

 

2020年の秋に大学を卒業した後に2021年の春に入社。

 

勤務地は東京。

 

開発関係の部署に配属され、二十代後半までは国内で勤務。

この数年で不動産業について学び知識と経験を身に付ける。

 

本業の傍らで副業、投資などもして資産形成に努める。

 

27、28歳あたりで入社前から希望していた海外勤務に就く。

行き先はアジア。

シンガポールあたりを拠点にしてあちこち飛び回りながら色々なことを経験して学ぶ。

 

この時はまだ独身で海外でしっかり働いて、稼いで、最後のバチェラー生活を楽しみ尽くす。ここらへんで調子が良いからといって、ハメを外しすぎたり傍若無人な振る舞いをし始めないように注意する。

 

多分割と調子にのってしまってはいるだろうが、人生遊べる時にしっかり遊んでおくことが大切なのでまあ大目に見る。とりあえず感謝の気持ちだけは忘れないようにして精進する。

 

海外勤務で賞与が上がることもあり、ここらへんである程度財力を蓄えながらも、募金などで出来る範囲で社会にも自分の儲けを社会に還元する。

 

30代

 30代前半で結婚。

 

相手は自分より年下で良い家柄。

収入もそれなりにあって賢く、精神的にも自立している。

 

仕事関係の繋がりで出会う。

 

この時は自分は海外赴任から帰ってきて国内にいる。

会社で働きながらも、独立の機会を静かに伺い着実に準備を進める。

 

ここらへんのタイミングでとりあえず初めのマイホーム を買う。

恐らくまあまあ良い感じのマンションの一室を買う。

ここには長いこと住むわけではないので利便性を重視する。

自分とパートナーの資産、そして会社からの援助金を使って出来るだけローンに頼らないことにする。

 

本業、副業、投資利益などを含めて35歳までに年収3000万あたりにまでなる。

 

子供もそのうち生まれるし今がチャンスだということで30代中頃あたりで独立、あるいは半独立する。この辺りでちょっとキツイ時期を経験するが、ここを家族で乗り越えてさらに飛躍する。

 

子供は男の子と女の子両方で2、3人ぐらい。

 

40代

子供達もそこそこ大きくなってきて、自分の事業もある程度順調に進む。

 

40代の中頃あたりに大きな転機があり、引越しなど大きな環境の変化に直面する。

もしかしたらまた海外に住むことになるかもしれないが、それは永続的なものではない。どこかのタイミングでまた国内に舞い戻ってくることになる。

 

ここで購入する住まいが将来的な海外拠点となる。

ここにもそこまで大量のお金は注ぎ込まない。

 

子供達にもストレスをかけることになるが、ここでの経験が彼らの将来の人生の肥やしになる。

 

45歳あたりで年収5000万円を超える。

 

50代

さすがにこの頃には日本で落ち着いた暮らしを家族で送っている。

 

海外に拠点を持ちながらも国内に本拠点を持つ。

ここのマイホーム はこだわりを持って建てる。

 

子供達も大学生や社会人になり、巣立ちの時も近い。

 

自分は仕事をいくつか掛け持ちしており、パブリックスピーカーや大学の教授など人に何かを伝えたり教えたりすることもしている。会社の役員などもしているかも。

 

出来るだけ若者や新しいテクノロジーと関わり続けることで、時代遅れのジジイにならないようにする。

 

50代の後半で年収は一億を超える。

 

60代以降

(正直ここより先は未来過ぎてわからないので60代以降としてまとめました。多分もうちょっと生きていけば分かってくるでしょう。)

 

お金が入ってくる仕組みを確立しているので自分の好きな仕事をして、奥さんと幸せに暮らす。年収にももうそこまで拘らない。

 

時間もお金もあるので、しっかり健康管理をして日々、堅実に健康に平和に暮らすことを大事にする。

 

後進の育成にも力を入れる。

自分が人生で学んできたことなどを次の世代に渡す。

 

自分が今まで儲けさせてきてもらった分しっかり社会に還元する。

 

そこそこ長生きはするが、死ぬ時は意外とポックリ逝く。

 

妻を残していくのはちょっと可哀想だけど、孫達もいるし幸せに生きてくれると思う。

 

葬式は悲しい感じじゃ無くて送別会っぽいものにしてもらう。

生きているうちに自分の葬式用のアナウンスを録音しておくのも楽しそう笑

参列者たちが自分の葬式で新たな繋がりを見つけられたりしたらもっと良い。

 

遺産は葬式代や相続税等を引いて残った分は基本的に寄付する。

子供や親戚にも土地などを少し残しておく。

 

自分への訓戒

その一 柔軟な思考を持つことを心掛ける

僕は超マイペースで自分の意見を基本的にはしっかりいつも持っています。

周りと違うことをすることにもそれほど抵抗はないし、むしろみんなと一緒のことを何の考えもなしにすることの方が怖いです。

 

そんな感じで結構自分の言っている事は正しいことが多いと思っています。

(なんだコイツ、もつ鍋にしてやろうか。。)

 

しかも実際割と合っていることが多いのでさらに自信は高まっていきます。

(自分にとって都合の悪いことを忘れる能力もピカイチ)

 

でもそのせいで他人や反対意見から学ぶ機会を自ら放棄してしまっているとも言えます。

 

なので頑固になりすぎないこと、そして自分の考え方を他人に押し付けないことを肝に銘じたいです。これからもっと色んな成功体験を繰り返していく中で僕の自信はさらに高まっていくことでしょう。でもそこで他人に偉そうにしたり、他人様に一方的で偉そうな説教を垂れるような人間にはならないように気を付けたいです。

 

相手の立場や身分に関係なくとりあえず一回はちゃんと話を聞く。

頭ごなしに決めかかるのではなく、自身に対しても批判的な視点を持つ。

 

自分なりにでいいので、謙虚さや思慮深さを自信と共に併せ持った人物でありたいです。

 

その二 人間味を持ち続ける

僕は仲の良い人間は凄く大切にするけれど、自分の敵とはかなり激しくぶつかり合ってしまうという気質があります。それはもう徹底的にやってしまって周りの人達の力を借りて何とか状況を収めなければならなかったことも今までの人生の中で数回ありました。

 

普段は基本的に温和な性格で誰とでも仲良くやれるし、多少のことではキレない一方で、一定レベルを超えられると動物のようにブチ切れて止まらなくなってしまうみたいです。特にそれが自分のアイデンティティや自分の大切な人への攻撃だった場合は自分の力だけでは抑えられなくなります。

 

あと「もうコイツとはやっていけない」と思うと、恋人でも付き合いの長い友達でもバッサリと関係を切ってしまうことがあります。一度でも僕のことを激しく裏切ったり、心底がっかりさせられてしまった時にこういうことが起きます。

 

これは親にも友達にも言われたことがあるし、自覚もあります。

 

きっと自分から人を激しく裏切ったり、幻滅させたりすることがないから、それと同じことを相手にも求めてしまうのでしょう。

 

最後に、僕は合理性を重要視するがあまり、冷酷になることがあります。

それで周りの人の意見や感情をぶった切って傷つけてしまったこともありました。

 

そういった時でも結果的に僕の行動や意見は正しい場合がほとんどなのですが、正論も使い方によっては正しくなくなってしまうことを学びました。

 

始めの項目にも繋がることですが、これらのことが起きてしまうのは自分の拘りや判断基準が厳しすぎて融通が効かなくなっているからだと思います。

 

「自分に厳しくするのは構わないけれど、それを他人にも押し付けるのは傲慢」

「世の中は白黒で判断できることだけではない」

「相手も悪いかもしれないけれど自分もそれほど偉いわけではない」

「自分が常に正しいわけではないし、正しくあることのみが正しいことではない」

 

これらのことを忘れないで賢く、そして人間らしく生きていきたいです。

 

 最後に。

これからも僕は波乱万丈な人生を生きていくことになるでしょう。

 

でもそれは今までもそうだったし、そもそも運命付けられていることなので、無理に無難な人生を生きようともそうしたいとも思いません。

 

人として真っすぐに、これからも幸せな人生を送ることにします。

 

皆さんも今まとまった時間があるならば、

 

・自分が人生で成し遂げること (ミッションステイトメント) 

・自分の人生プランニング

 

について考えてみてはいかがでしょうか。

 

思考は実現化する、ともいうので、僕のように恥ずかしい文章を公開しなくても、自分用にノートか何かにまとめておいても役立つと思います。

 

ほな!

 

 

 

新卒で無理してベンチャー就職 / 起業せんでもええんちゃう?僕が抱く四つの違和感。

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就活中にどうしても腑に落ちないことがありました。

 

それは上位の国内大学、アッパーミドルレベルの大学を中心にベンチャー就職や起業を目指す生徒が結構いたことです。

 

まず最初に断っておきますが、進路の多様化は時代に即した変化だと個人的に考えています。いわゆる伝統的な就活スタイルに限界が来ていると感じるからです。

 

みんな同じリクスーを来て、人気大手企業に申し込みが殺到。

嘘はったりで学生も企業も騙し騙され、といった攻防の末に有名企業からより多くの内定を貰った人が勝ち組。

今は就活を有利にするために、まずインターンの枠をめぐって争うなんてことも起きているみたいですね。

 

ちなみに海外採用だった僕は上記の血みどろの長期戦ではなく、短期決戦で就活を終わらせて、来春に財閥系不動産デベに入社予定です。

 

というわけで上記のような凄まじい国内就活戦線を見て、「みんなえぐいことして頑張っているな」と思うし、こういった状況下で日系大手企業就職以外の進路を考える生徒が多数出てくるのも至極自然なものだとも思います。

 

しかし、それでも少なくない数のある程度頭の良い生徒達の間で、"ベンチャー就職・起業ブーム"が起きていることに何となく違和感を感じています。

 

この時代、進路の多様化が進むのは自然なこと。

大手企業に勤めることが絶対安泰な時代も終わった。

 

リクスー着てみんなと同じように就活したくない」

「もっと自分らしい選択肢があるはず」

「これからは自分の頭で考えて、自分の力で生きていかなあかん」

「毎日スーツ着て、決められた場所で決められた時間働くのは嫌だ」

 

全部分かります。

僕も同感です。

 

それでもこの"ブーム"に対する言語化出来ないモヤモヤ感があったのですが、この動画を見てちょっと頭の中が整理されました。

www.youtube.com

 

今回は僕の個人的な経験、そしてこの動画を見て考えたことを中心に書いていきます。

 

目次

 

僕が抱く四つの違和感

1. "自分らしさ"の履き違い

ここが僕が一番違和感を感じるところです。

 

日本人に限らず、僕達の世代の多くが"自分らしさ"の意味を正しく理解していないように思います。

 

例えば、「自分らしいファッション」と聞くと皆さんはどういったものを思い浮かべるでしょうか。きっと奇抜な形や色の服であったり、髪型などが頭に浮かんでくると思います。

 

それでは奇抜なファッションや髪型があなたを"自分らしく"するのでしょうか?

 

この問いにYESと答えさせるのが、現代の"自分らしさ"押し売りマーケティング戦法です。「髪の色を変えて自分らしさをアピールしよう」「これが新しいあなたらしいファッション」「個性を大事にしたいあなたへ」

 

どこかで聞いたことのあるような宣伝文句ですよね。

 

しかし、この流れは非常に矛盾しています。

本来あるべき流れは図にすると以下のような感じ。

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今のマーケティングは言わばこの最終用達地点である"個性的なファッション"を切り取って商品化して、「我々のブランドのこの個性的なファッションをすれば、あなたも個性的な存在になれますよ」「みんなと同じで良いんですか?あなたらしく生きたいですよね?」と消費者を洗脳して商品を売り込むものです。

 

その結果、何かの雑誌に載っていた個性的な芸能人のファッションが流行ったり、茶髪の大学生が大量生産されたりするわけです。

 

インスタントな"個性"を出そうとすればするほど、没個性してゆく。

 

「自分らしくなければいけない」という強迫観念に駆られて、トレンドを追いかけ続ける。そして消費活動を通してしか自己表現が出来なくなっていくのです。

 

これと似た現象が就活市場でも起きています。

 

起業やベンチャー就職することで、自分は時代の最先端を行く個性的で優秀な人材だと思い込む。大企業への就職という一般的な進路をとらないことで、自身の特異性を確立しようとする。ホリエモンやスティーブジョブスなどの有名起業家を崇拝し、起業、ベンチャー就職をして成功した人達を集めて座談会等をする。

 

そもそも起業、ベンチャー就職をして成功した人達は、何らかの優れた能力、 "特別さ" や "個性" を持っていて、その結果そういった選択をして成功したはずです。

 

しかしインフルエンサー達や斡旋業者などは、"ベンチャー就職・起業"という最終の選択部分のみを切り取り、就活生に「みんなが目指している大企業への就職とは違う、これがあなたらしい進路なんだよ」と教え込む。

 

そしてそれを吹き込まれた就活生達は「なるほど、こういう選択肢をすることで私はより自分らしく生きられるんだな」「大企業就職には元々疑問を抱いていた。これこそが自分の進む道だったんだな」と勝手に納得してくれます。

 

ベンチャー就職/起業したはいいけど、就職先で上手くいかない/事業が立ち消えて無職になる。しかしもう大企業に入ることは出来ないし、高学歴のプライドが邪魔して、他のところでは働けない。結果、ニートになる。その時、あんなに起業やベンチャー就職を推してきた人達は助けてくれない。

 

こんな人達はゴロゴロいます。

むしろ成功した人が上記のような失敗した人と比べると圧倒的に少ないのではないでしょうか? 数少ない成功者はメディアにたくさん取り上げられて目立ちますが、それ以外の人達は静かに消えていき人の目にもとまりません。

 

繰り返しになりますが、僕は進路の多様化は必然的なものだと考えています。

しかし、この"夢"を餌にした就活生をターゲットにするマーケティングはあまりにも罪すぎる。

 

本当に優秀な人材はきっと起業してもベンチャーに行っても何しても大丈夫。

むしろ彼らを扱いこなせる日系の企業がほぼないことから、日本の企業への就職は選択肢に入ってこないでしょう。

でもそんな人達は本当に一握りです。

 

起業やベンチャー就職を勧めることは全く構わないし、むしろ進路の多様化に貢献してくれているとも思います。しかしリスク面のこともしっかり教えずに"夢"の押し売りマーケティングをすることの罪深さを理解して欲しいし、生徒側も理解しておくべきです。(これは自社の良いところのみをアピールする企業説明会も同じですけどねw)

 

「たまたま受けた会社の書類選考通って、とりあえず面接行ってみたら感触よくて、他の社員さんとも話が合って、気付いたら最終面接まですんなり来てて、何でか分からんけど内定もらってもうた」なんてこともあります。

 

ええやん、めっちゃ自然で自分らしいやん、みたいな。

自分で能動的に下す決断より、周りに導いてもらった結果の方が自分らしかったりすることもあるんです。

 

こういった"自分らしさ”を意識しないで行った行動が、結局は"自分らしい"結果に繋がることも覚えておいて下さい。

 

2. みんながしているから?!

これは上とは逆のパターンで、本当に救いようがないやつ。

 

「あのYouTuberも起業勧めてるし俺もしよ」

「なんかの記事で本当のエリートは起業してるって読んだから俺も波に乗るぞ」

「なんか企業勤めはダサいみたいなとこ最近あるからベンチャーにしよかな」

「あの憧れの先輩もベンチャー行ったから俺も後に続くぞ!」

 

信じられないかもしれませんが、こういう人達も一定数いるんです。

恐らく中身はないけれど、ホリエモンとか自己啓発系のユーチューブばっかり見て意識だけは高くなっているのでしょう。

 

上記の例で言えば、大量発生している茶髪の大学生みたいなもんです。

 

こういった人達が企業に就職しても成功する確率は低いと思いますが、起業したりベンチャーに行って成功する確率はもっと低いでしょう。

なぜなら彼らが追いかけている "みんな" の多くが失敗していることが既に明らかだからです。

 

「いや、やめとけ」

 

特にこれ以上のコメントはありません。

 

3. 大企業就職=悪、はあまりにも短絡的

「今時、大企業に就職なんて時代遅れ」

「サラリーマンで死ぬまで会社の奴隷なんてごめんやわ」

「会社の歯車として働いているだけでは成長出来ない」

「大企業も今のご時世、いつ潰れるか分からない」

 

大企業に就職することに反対する勢力の意見はこんな感じでしょうか。

 

はじめにバッサリ斬っておくと、こういったことを言っている人達の多くが、そもそも一流の大企業に入れるだけの能力も人間力も持ち合わせていません。

あたかも自分は一流企業の内定を蹴って起業やベンチャー就職をしているような物言いですがそんな人は少ないです。実際にいますが、圧倒的に少ない。

 

別に一流企業内定者が無条件で優秀な人材だなんて微塵も考えていません。

むしろ"ウィンドウズ2000"と呼ばれているような窓際族と同世代の経営者を比べたら、どちらが優秀かは明白です。

 

さらに言うなら、日系の一流企業への入社はそこまで突出して能力が高くなくても人間力でカバーできる場合が多いです。優秀か否かよりも、その企業文化に合うか合わないかの方が大きかったりもします。

 

僕自身めちゃくちゃ何かに秀でているわけではないし、逆に日本の本当のトップ層や、トップレベルの海外大卒生はいかに一流企業であろうと日系の会社には見向きもしていないのが現状ではないでしょうか。

 

しかし、そういう超エリート層を除けば、必死こいても中々入ることが出来ないのが一流企業、というのもまた事実です。

 

そういった中で鼻から一流企業への就職を全否定することは、一流企業に入るだけの力が自分にないことを認められずに、もっともらしい理屈をこねくり回して喜んでいるだけのように見られても仕方ありません。

 

そうでない人達でも圧倒的にリサーチ不足の人が多い。

 

例えば僕が入社する会社は、

・ホワイト

・グループアドレス制でオフィスの好きなところに座れる

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・オフィスは"公園"をテーマにしていて、地面に座りながらでも仕事が出来る

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・フレックス

・リモートワークも可能

・副業可能

・夜は社食がバーになってお酒を飲める

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・社内コンペで選ばれれば、社内起業が出来て会社から資金を調達できる場合もある。

ベンチャー系の職種の人達と働く機会もある

・部署によってはTシャツなどラフな服装でもいい

・起業などを理由に一時退職しても、また再入社できる

・長期休暇制度

・仮眠室あり(昼寝用の部屋が本社オフィス内にありますw)

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 さらに金銭面では

・30歳あたりで1000万越え

・家賃補助 (8割ほど負担してくれる場合も)

・資格費用補助、健康を維持するための費用補助 (ジムの費用等)

・休日買取制度

・留学費用補助

等、これ以上良い待遇はないだろうと思わせられるレベルです。

実際、入社三年後の離職率は0%だそうです。

 

ここでは社名は書きませんが、就活生なら誰でも知っている企業です。

ちなみにあるランキングでは今年の就職偏差値一位でした。

 

別に自慢するためにこれらを箇条書きにしたわけではないし、ここより良い条件の会社もあります。年収も十分高いですが、トップの外資系ならさらに何倍も稼げるでしょう。さらに言うなら僕自身もこの会社に定年まで働き続けるかは分からないし、途中で違うことを自分で始める可能性だってもちろんあります。

 

ただここで問いたいのは、ここまで良い条件で働ける企業があるのにも関わらず、新卒でいきなりベンチャー就職や起業するメリットはあるのか、ということです。

 

上記の条件を蹴ってまであなたは新卒で起業したり、ベンチャー就職したいんですか?

 

それでも一流企業には魅力を感じない人は、起業するなりベンチャーに行くなりして成功すれば良いし、「それならとりあえず一流企業入った方が楽しそうやし将来の選択肢広がりそうなんちゃう」と思う人は一流企業を目指せばいいです。

 

問題なのはリサーチもろくにせずに自分の何となくの意見を、適当な情報を元にして正当化することです。さらにそれを周りにまで広め出したら、どうしようもありません。

 

そこらへんの就活系のブログやコラムを読み漁るのもいいですが、出来るだけOB訪問したり、自分のコネを使って生の情報を仕入れるようにしましょう。

 

一次情報、そしてあなたが本能的に感じたことこそが、あなたが一番大事にすべきことです!

 

面白いもので、しっかり情報収集をして色んな会社の人と関わることで初めて分かることは沢山あります。そして運命の会社と出会った時は何となく分かります。

 

僕も入社予定の会社は、はじめは第一志望ではなかったのですが社員さんと話したり、その企業について知っていくうちにどんどんと惹かれ、最終面接前の段階では「多分俺はここで働くことになるんやろうな」と分かっていました。

 

我ながら変態です笑

 

しかし、この変態の境地に到るには色々なことが必要です。

 

その中でも僕のおすすめは、異なる年次 / 部署、そして男性と女性両方 の社員さんにお話を伺うこと。さらに可能ならばその会社を退職済みの人を探して、退職理由を聞いたりして総合的な判断を下せるようにすることです。OB訪問ももちろん大事ですが、退職済みの方から話を聞くのも大事だと考えます。

 

僕自身、選考を受けている間に第一志望の会社の社員さんとは6人ほどお話しさせてもらって、ここでなら心地よく働けるなと実感しました。

またその会社を退職済みの方からもお話を伺って、その上で入社することを決めました。

 

最後、話が脱線しましたが要するに「判断を下す前にもっともっとリサーチした方がええんちゃう」ということです。

 

4. リスク計算甘すぎ

企業への就職を選ばずに起業やベンチャーに行く人は要するに企業では出来ない他にやりたいことがあるから、そっちに行くわけですよね。

 

そこで僕が疑問に思うのは「それほんまにやりたいことなん?」ということです。

もっと言うなら「それ会社に勤めながら副業で出来へんの?」とも思う。

 

多くのベンチャーは立派な"理念"を掲げて、「俺たちはこれで世界を変える!」と豪語してバタバタ潰れていく。

 

確かに生き残って成果を出すところもあるけれど、それって全体の何パーセントなん?ていう話。それで上手くいく確率はどれくらいあるのか、潰れたときのプランはあるのか。

 

もちろんそんなのを気にせずに突き抜けていって成功している会社も実際にあります。

 

しかし、その成功は幸福に繋がっているのか?

成功に囚われ過ぎて、人生において本当に大事なものを失ってはいないか?

ビジネスの成功のため、金のためなら全てを投げ出す覚悟はあるのか?

今の事業が頓挫した時のバックアッププランはあるのか?

 

まあこれらは企業勤めの人も同じですけどね。

 

さらにこれからは自営業、サラリーマンに関わらず、"ワークライフバランス"ではなく、"ワークアズライフ"の時代です。

その現代で自分の人生を犠牲にしてまで仕事の成功を追い求めることは矛盾しているし、どこかで無理が来て潰れてしまう気がしてならないです。

 

さらにもっと現実的な話をすれば、どれだけのキャッシュが手元に残るのか、その収入で将来家族を養っていけるのか、という話もあります。

 

なんでもかんでも無闇にリスクをとれば突き抜けられるというものでも無いと思います。 

 

何も考えずに素早く行動することが必要な時も、もちろんありますがそれは普段からしっかり物事を考えていて、かつそれなりに経験がある人で無いと失敗する確率が高いです。 

 

自分の "信念" がリスク計算を甘いものにしていないか、常に考える必要があります。

 

結論:新卒でベンチャー / 起業はやめとけ

僕自身の個人的な考えですが、あなたが自他ともに認める超優秀な人材で無いのであれば新卒でベンチャー就職や起業をすることはお勧めしません。

 

理由は以下の三つです。

 

1. 新卒カードを無駄にしてはいけない

中途採用などを積極的に行う企業も増えてきましたが、それでも日本ではまだまだ新卒カードは強いです。この人生で一度しか使えないカードを無闇に捨てるのは良い選択肢とはどうしても思えません。

 

繰り返しになりますが、一流企業からベンチャー就職や起業はいつでも出来るけど、その逆はまあ無理です。

 

さらに企業を辞めるときは退職金などを貰えて、次のステップへの踏み台に出来ますが、起業やベンチャーでポシャってしまえばそこで終わりです。そのような状況下で貯金等がある可能性も極めて低いでしょう。

 

これがまず一番大きい理由。

 

2. 人生そんなに美味い話は無い

会社で働きたくないから起業する、という人もたまに聞きますが夢を見過ぎだと思います。

 

会社勤めもしんどいけれど、良いこともある。

それはベンチャーでも起業でも同じはずです。

 

自由な時間に仕事ができるというのは、休日返上でひたすら働いても残業代さえも出ないということでもあり、自分で自分のしたいことを決められるというのは、ミスした時は全て自分の責任になるのです。

 

これらのプレッシャーと責任に、どれだけの新卒で経験の浅い人達は耐え切れるのでしょうか。少なくとも「会社で働きたくない」というネガティブなモチベーションの人達がこれらを跳ね除けられとは考えにくいです。

 

3. 人生スパンで物事を考えよう

皆さんの知り合いの起業家も、ベンチャーで働いている人達も、その多くがファーストキャリアはサラリーマンだったと思います。

 

僕も父親を含めて複数人の自営業者や経営者を知っていますが、皆はじめは企業勤めから始めてそこから独立しています。

 

効率化、最短距離で行くことに拘りすぎることは実は周り道かもしれません。

 

地盤がしっかりしていない土地に立派で大きな建物は建てられません。

 

流行りのユーチューバー達に洗脳されることなく、まずは地に足つけて人生スパンで自身のキャリア戦略を練るのも大事だと僕は考えます。

 

何もそんなに生き急ぐことはないちゃう、と。

 

最後に。

以上、いかがだったでしょうか。

 

これまた繰り返しになりますが、自分の進路は自分で決めるべきなので僕の意見も全て鵜呑みにはしないで下さい。

 

あとこれも誤解して欲しくないのですが、僕は新卒で起業したり、ベンチャーに行って成功している人達はシンプルに尊敬しています。僕は元々不動産のデベで働きたいと思っていたので、新卒で就職することを決めましたが、将来ベンチャーで働いたり、起業する可能性ももちろんあります。

 

さらに、ある程度は気をつけましたが僕自身、大企業に入社予定ということもあり、そのあたりのバイアスも多少かかっていることは自覚しています。

 

僕自身も含めて誰かが100%正しいなんてことは、ほぼありません。

自分で考えて、正しいと思ったことをして、答え合わせは30年、40年後というのが人生です。それも踏まえた上でこの記事を読んで、他にも沢山リサーチして情報収集をして沢山悩み尽して下さい。

 

 皆さんが納得できる進路を選ぶお手伝いが少しでも出来たなら嬉しいです。

 

ほいなら!

 

 

 

 

 

 

 

 

オーバーシュートを食い止めよう! コロナの爆発的感染を防ぐために私達が出来る5つのこと。

(本記事内容は全て個人的なアドバイスです。下記の内容はあくまで参考程度にお読みいただき、必ず政府や公的機関の指示を確認した上で行動してください)

 

今週末、東京都とその周辺都市では外出自粛要請が出されましたね。

 

先ほどYoutube東京市内のライブ動画を見ていたのですが、かなり人は少なく、比較的多くの方が外出を自粛しているようで少し安心しました。

 

現在、全世界で感染が広がり続けているコロナウイルス

日本ではまだアメリカやヨーロッパ諸国のような危機的状況には陥っていませんが、それでも感染者の数は日々増えていっています。

 

残念ですが、もう東京で感染者数をここから押さえ込むのは無理でしょう。

なぜなら対応があまりにも遅かったし、人の往来がまだ完璧には制限できていないからです。

さらに人の海外からの出入りも圧倒的に多いのに、ようやく今になって「出来れば今週末は家にいてね」と要請するのみ。

恐らくロックダウンに向けての予行演習なのだと思われますが、やはり遅すぎました。

 

しかし、この政府にしてこの国民あり。先週、帰国してから街の様子を見ていましたが、人々の意識も相当低そうです。世界の大都市で人が大量に亡くなっている時に、どうして自分達だけは安全だと思えるのでしょうか。

きっと前世はイナゴか何かだったのでしょう。

 

これは政府にそれだけの度量があればの話ですが、東京都のロックダウンが行われるのも時間の問題だと僕は思います。

 

しかし、東京都が封鎖された途端に日本の全ての都市が機能停止するわけではありません。場所によってはまだそんなに感染者が出ていない地域もあります。

なので国単位で見れば、我々にもまだチャンスが残されている可能性があります。

 

それでは日本や他国のガイドラインを元に、私達が今何を出来るのかを見ていきましょう。

 

目次

 

私達が出来る5つのこと。

1. 手洗い、うがいの徹底。

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これを見て大半の日本人が「当たり前やん」と思えるところは素晴らしいと思います。

 

僕は合計約五年弱、北米に住んでいましたが手洗いの習慣はそんなに日常生活に浸透していなかったし、うがいをしている人はほとんど見たことがありません。その点では日本人の衛生意識は高いと思います。

 

マスクをするよりも定期的にうがいをする方が効果があるとも言われているので、外出した後等は必ず手洗い、うがいを徹底しましょう。

 

また基本的に私たちの手洗いは短すぎると言われています。

カナダでは、ハッピバースデーの歌を二回歌うだけの間、手を洗うことが推奨されています。手首や爪の間などもしっかり洗いながら、世界の誰かの誕生日をお祝いしましょう笑

 

2. 出来るだけ外出しない。

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またまた当たり前のことですが、出来るだけ家にいましょう。

今週末だけではなく、事態が収束するまでは可能な限り外出を控えた方が賢明です。

 

なまじ賢い風な雰囲気を醸し出したい人達が「外に出て経済回さないといけないよねえ」などと、ただ自分が外に出たいがだけのことを正当化しようとしていますが、あれも相当トンチンカンです。その結果、感染が拡大して他国のように都市全体がシャットダウンしてしまった時の方がダメージがでかいという簡単なことも理解できないのでしょうか。

 

その他にも、若者が今も出歩く理由に「自分がかかるとは思えない」「自分は若いから大丈夫」といったものが多いように見られます。

 

現在出ているデータでは、確かに若者の感染率や死亡率は低いです。

しかし亡くなっている方も確かにいます。

先日、基礎疾患等のない16歳と21歳の女性が海外で亡くなったことがニュースになりました。

 

仮にあなたが「自分は周囲の人や家族が死んでも構わない」と思っていたとしても、自分の命は惜しいはずです。

大人しく家でゲームでもしておきましょう。

 

ちなみに同棲していない限り、友達や恋人の家に行くのもダメです。

屋内であればいいというものではなく、人から人への感染を防ぐための外出制限です。

あなたも自分のせいで、友達や恋人が感染したら一生後悔するはずです。

 

ZoomもSkypeもあるから、しばらくはそれらで我慢しましょう。

 

3. 無闇に顔を触らない。

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手には私達が思う以上のバイキンがついています。

 

その手で口や鼻、目などを触ってしまうとそこからウイルスが体内に入る可能性が高まります。家にいるときはともかく、外にいる時などは自分の顔を触らないようにしましょう。

 

何かの研究で、人間は意識していないだけでかなりの頻度で自分達の顔を触っていることがわかったそうです。確かに僕も言われてみれば心当たりがあります。

 

普段から鼻くそをほじって食べている人は、自分で感染確率を上げてしまっています。ワサビ豆とか何か代用品を探しましょう。

 

4. 人との距離を保つ。

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最近ニュースとかでもよく見る"Social distance"(ソーシャルディスタンス)というやつです。国にもよりますが、だいたい1-2mは人との間隔をあけることを推奨しています。

食糧の買い出しなど、どうしても外に出ないといけない時は出来るだけ混みそうな時間帯や人混みを避けることが大事です。

カフェなども避けた方が無難でしょう。

満員電車や、混み合っている時間帯の公共交通機関の利用も控えた方が賢明です。

 

5. 自分で情報収集して常に考えて行動する。

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 アメリカのトランプ大統領は事態が深刻化するまで「アメリカ国内での感染拡大のリスクは極めて低い」などと繰り返し、「これは中国ウイルスだ!」などと喚いて、楽観論を貫きました。しかし対応が遅れたせいで、アメリカは現在では世界一感染者の多い国になってしまいました。

 

僕がいたバンクーバーでも、住民の不安感を煽らないために州政府は繰り返し「現時点での感染リスクは低い」と数週間前までには繰り返していましたが、こちらも感染者は増え続けて、現在バンクーバーはゴーストタウンのようになっています。

 

しかし28日現在、日本政府は「今のところ国内感染リスクは低いけど、みんなお外にはあまり出ないでね」というクソぬるい宣言しか出していません。

これは現在、制御不能になっている他国と全く同じパターンです。

 

「今のところ大丈夫やけど気をつけてね」→「そろそろほんまにヤバイから、まじで言うこと聞いてくれ」→「もうどうにもならん、都市封鎖せな」→「どうしよ、感染者の数が激増していく!」→時すでにおそし

 

これは根拠のない都市伝説などではなく、現実に既に他国で起きたことなのです。

 

急に厳しい宣言をして、都市を混乱に陥らせないようにしようという配慮もあるのかもしれませんが、我々国民はしっかり自分の頭で物事を考えて行動する必要があります。

 

日本はこの状況下でもK1に6500人もの人が集まるという国なので、一体どれだけの人が真っ当な思考能力を有しているのかは疑問ですが。

多くの人が主催者や政府を叩いていますが、一番悪いのは紛れもなく観客。

主催者や政府は色んなしがらみがあって簡単に決断は下せないけれど、観客は「コロナ流行ってるしやめとこ」と決断して家で大人しくしていればよかっただけです。

 

こういうわけで受け身の姿勢で上からの指示を待っているだけでは自分達の身を守れません。政府の発表を待っているだけでは他国の二の舞になります。

 

我々、国民がしっかり考えて行動できるようになりましょう。

またSNS上などで友達に注意喚起することも有効な手段です。

 

はじめは気恥ずかしいし躊躇うかもしれませんが、それが彼らの命を救うことにつながるかもしれません。情報源などはしっかり確認した上で、有用な情報はどんどんシェアしていきましょう。

 

 番外編

上記の5つ以外にも役に立ちそうな情報をシェアします。

 

1. くしゃみを手ではなく腕で覆う!

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これは日本人のほとんどが馴染みがないはず!

 

私たちは「くしゃみをする時は手をあてなさい」と言われて育ちましたが、カナダではそれをしたら怒られるかもしれません。

カナダではくしゃみをする時は、口を腕で覆うことがエチケットとされています。

 

バスの中で手をあててくしゃみをしている人が、おばちゃんに「腕で覆わなきゃダメでしょ」と怒られているのを見たことがあります。

 

確かにそのくしゃみを覆ったバイキンだらけの手で物を触ることは不衛生ですよね。

北米と違って、日本ではマスクをする文化があるので、あまりこれを実践する機会はないかもしれませんが一応覚えておいて下さいね。

 

2. ストレスを抱え込みすぎない!

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コロナウイルスは目に見えなくて怖いし、色々な不安もあると思います。

 

しかし、ストレスを抱えすぎてしまうと免疫力が下がってしまい、余計に感染しやすくなります。とりあえず自分が出来る感染予防対策はしっかりしたら、あとは「ハクナマタタ」と言って家の中で踊りましょう。

 

ちなみに気分がのらない時でも、ダンスなど楽しいとされる動きをしていれば、脳が「自分は今、楽しいときにする行動をとっているからきっと楽しいに違いない」と勘違いし、本当に楽しい気分になってくると言われています。

 

お試しあれ。

 

最後に

出来るだけ政府批判は慎むようにしていますが、今回の日本政府の対応はあまりにも的外れで遅すぎます。

 

他国が失業者への支援や家賃の補助などの対策をとっている中で、和牛と旅行券では何も解決しません。今の段階で、「要請」しか出せていないのもあまりにも遅すぎます。

 

民主主義国家において、政府の落ち度は国民の落ち度。

政府批判に明け暮れることなく、また政府からの指示を受け身で待つのでもなく、自分でしっかり情報収集して、考えて行動できる国民でありましょう!

 

 

さよなら、カナダ。誰にも話せなかったことをここにぶちまける。

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2020-03-27

先週末、カナダから緊急帰国しました。

 

僕はカナダの大学に正規留学中の四年生で、五月からの夏セメスターが最終学期で、今のところ今年10月に卒業予定です。

今のカナダの状況を見る限り、事態はしばらく収束しないし、恐らく夏セメスターはオンラインになることでしょう。

(追記:大学からメールが来て、夏学期は正式にオンラインに移行することが決まりました)

 

そうなると予定通り10月に卒業できるけれど、もうあのキャンパスに戻って勉強することはない。そしてこの帰国が本帰国になります。

(追記:上記の通り、夏はオンラインになったので今回の帰国が本帰国となりました)

 

日本にいる方々は想像もつかないと思うし、それは仕方の無いことだけれど、海外ではコロナウイルスの影響が本当に深刻化しています。

 

僕はカナダのバンクーバーにいたのですが、WHOのパンデミック宣言に始まり、学校や公共施設の閉鎖、911以来のアメリカとの国境封鎖、複数の州や市の非常事態宣言発令、人々のパニック買いによる品薄、外出制限要請、店舗やレストランの閉鎖、と短期間のうちに事態が悪転していきました。

 

パニック買をする人達、品物の無いがらんとしたしたスーパーの棚、人が誰も乗っていないバス、閉店のサインを掲げたレストランの数々。まるで映画の中の世界のようでした。

 

そんな中でも「自分は若いし大丈夫」、「周りの日本人も残っているし、カナダ政府も頑張っているし大丈夫」「バンクーバーはまだ感染者がそこまで多く無いから大丈夫」「いざとなったらいつでも帰れるから大丈夫」と出来るだけ現実から目を背けて、出来るだけポジティブにいようとしていました。

 

それでも主要航空会社の減便/運休の予告、他国でのパンデミックの状況や、隣国であるアメリカの情勢や対応を鑑みて、これはもうそろそろ本当にヤバそうだ。このままカナダで孤立してはどうにもならないよな、と悩んでいた時に父親に「帰っておいで」と言われました。

 

僕の父は普段、僕にほとんど干渉することなく自由にさせてくれているのですが、今までも人生の数少ない要所で的確なアドバイスをくれていました。

最終的な判断はもちろん自分でしましたが、父の後押しがなければこの短期間で帰国することは出来ていなかったと思います。

 

帰国の決意をしてチケットの購入をしたのが火曜日の夜、そして金曜日の便で帰ってきたので、帰国の準備をするのは二日間しかありませんでした。とにかく時間がなかったので家の中のありとあらゆるものを捨てるorリサイクルして、自分のものもスーツケースに入らないものは全部諦めました。

 

そんな中で感情的になっている時間は皆無でした。

銀行、家主、バイト先、所属していた柔術ジム、フィットネスジムに帰国の旨を伝えて、全ての手続しなければいけなかったし、とりあえずやらなければいけないことが死ぬほどありました。

 

そうやって感情を押し殺して黙々と作業に取り組んでいたのですが、帰国日の朝は寝れず、起きて毎日朝ごはんに食べていたスムージー を作りながら、これがカナダ留学生活最後の飯になるんだと思った瞬間、どうしようもなく感情を抑えきれなくなって馬鹿みたいに泣きたくりました。

 

フライトの時間が迫っているし、いつまでも泣いていても仕方ないので、3分ほどで泣き尽くして、そこからは最後の仕上げの掃除に取り掛かりました。

 

今はもう無事に帰国して落ち着いているので、感情がまだ生々しいうちに文字に落として、自分の中でしっかり消化しようと思います。

 

目次

 

周りと違う決断をするということ。

アメリカでもカナダでも色んな国の色んな人種の人々に会ってきたけれど、日本人ほど周りを気にする人種はいないといっても過言では無いと思います。

 

学校では集団行動の作法と重要性を叩き込まれ、社会では「周りの皆さんのご迷惑にならないように」生きることを求められ、周りと同じ存在であることでやっと安心する。

西洋式の個人主義アイデンティティの確立、とは対極にあるものですね。

 

別にどちらか一方が優れているとは思わないし、自分自身この二つのハイブリッドな価値観を持っていると思います。むしろコロナパニックで近隣住民が食糧を求めて襲ってきた時のために銃を買い占めるアメリカ人より、震災等の非常時でもそれなりに社会的秩序を保てる日本人の方が人としては優れているとさえ思います。

 

それでも自分にとって重要な決断をしなければいけない時でさえ、"周り"を気にせずにはいられない日本人的な思考にはどうしても相入れません。

 

僕自身、周りとは違う決断をすることで、もちろん周りのサポートのおかげもあってここまで、満足する人生を生きてきました。

しかし、その全ての局面で多くの人からはネガティブな、そして一部の人からポジティブな言葉をもらってきました。

 

C判定から全国二位の学校に合格した時も、そこで落ちこぼれて高校三年生でアメリカに行くことを決めた時も、日本の大学受験を捨てて、大した英語力も無いのにカナダの大学に正規留学という進路をとった時も、卒業後にすぐ日本に戻ることにした時も、海外大生なのに日系トップの財閥系、ドメスティックな会社を目指しオファーをもらった時もそう。

 

全ての局面で大多数の人に「なんで今なん?」「やめといた方がええんちゃう」「失敗したらどうするん?」「誰もそんなんしてへんで」「逃げなんちゃう?」「無謀だ」と言われる一方で、少数の人からは「行動力あるね」「さすがやわ」「お前なら大丈夫」「なんか分からんけどお前は大物になる気がする」とも言ってもらってきました。

 

今回の帰国の時もそう。

多数に理解されず、一部に賛同される。

終わった後に周りを見渡せば自分と同じことをしている人間は誰もいない。

そして結果的に自分の行動は正しかったことが証明される。

もう毎回同じパターンなのです。

 

まだ向こうにいて、これから帰ってこようとしている留学生もたくさんいるけれどやっぱり少し遅かったと思う。まだ空港も開いてるし、フライトもあるから遅すぎることはなかったけれど、飛行機も空港も僕が帰ってきた時よりも圧倒的に混んでいます。

 

今は羽田での検疫を突破するのにも4、5時間かかると今朝のニュースで言っていました。そこにいる人はみんな海外からの帰国者なわけで、そこにいること自体が感染リスクを大きく高めることは明白です。ちなみに僕が帰国した時はバンクーバーでも日本でも全てのプロセスをほぼ並ぶことなく済ませられました。

 

何かの本で「重要な決断ほど早くすることが大事」「間違っていても早く決断をする方が、時間をかけて正しい判断をするより結果的に正しくなる場合が多い」と読んだことありますが、やはりその通りだと再確認しました。

 

あと今回のような重要な決断をしなければいけない時に周りの人間がどうするのか気にするのも僕は正直良くないと思います。周りの人間の考えや行動なんて気にしていたらキリがないし、そもそも大衆と同じ行動をしても、えげつない失敗をすることは無いかもしれませんが、大成功することもありません。むしろ大したことない結果になることの方が多い。

 

これは自分の進路を決めた時も就活をしていた時も同じでした。

周りと同じことをしていたら海外大に正規留学することは無かったし、一枠しかない第一志望の会社の北米採用者として選ばれることもありませんでした。

 

かと言って上記の選択をした時も、「みんなと同じが嫌だから」とか「周りと違う選択をすることで異なる存在になりたかったから」という理由で決めたわけではありませんでした。それって結局周りを元に意思決定をしているということで、周りと同じことをしているのと大差ない。

 

むしろ自分がしたいこと、進みたい道を見極めた末、結果的に周りと違う手段をとることになり、これまた結果的に周りと違う結果に辿り着いたというだけのことなのです。

 

ちなみに僕も普段はレビューのいいレストランに行くし、レビューのいい製品を買うし、信頼されているブランドのものを使います。大きな決断をする時以外では、基本周りと同じことをしています。

 

あとここまで散々偉そうなことも書いていますが、日常レベルでは物を失くしたり、人間関係で揉めたりと様々な判断ミスを多々犯しています。抜けている、詰めが甘い、などともよく言われますし、実際そうです笑

 

話が少し脱線しましたが、そういうわけで今回の選択も自分にとって正しいことは正直帰国前から分かっていました。

それでも僕も所詮ただの一人の人間、そんなに人生経験も無い若造です。

本当にこのタイミングで帰国するのがベストなのか悩みまくったし、周りの反対意見ももっともだとも思いました。いつも大抵の反対意見は至極最もなものばかりです。

 

いくら親に帰って来い、と言われても最終的に帰国の判断をするのはあくまで自分です。むしろこの状況下で本国に帰ってこいと言わない留学生の親はほぼ皆無でしょう。

 

それぞれの選択肢に伴うリスクを天秤にかけ、何が今一番大事で、どのリスクをとるのが一番正しいかも考え尽くした結果、このタイミングで帰国するしかないと結論を出しました。

 

進む道を決めたらあとは一切振り返らない。

今回の件は辛くなかったと言えば嘘になるけれど、非常時に素早く行動することの大切さを学べたし、新たな免疫がついたので人生スパンで見れば良い学びの機会だったなと思います。

 

これからもしっかり物事を考えて迅速に動ける人間でありたいと思います。

 

日常を唐突に終わらせるということ。

百日目に死ぬワニという漫画をご存知でしょうか?

偶然ですがワニ君が死んでしまった日と僕の帰国日が同じでした。

 

彼も百日目までは普段通りの日常生活を送っていたものの、いきなりそれが終わってしまいます。僕は別に死んでしまったわけではないのですが、自分の留学生活の終焉と重ね合わせて、日常というものの儚さ、そして大切さを実感しました。

 

恐らくワニ君がヒヨコを助けるために飛び出したのは一瞬の判断によるもので、飛び出すことによって自分が死んでしまうことは、飛び出すという判断をした瞬間には考慮していなかったでしょう。

 

しかし僕の場合は、一応少ないなりに考える時間はあったし、カナダに残るという選択肢ももちろんあったわけです。それでも僕は日本に帰る、カナダでの日常を自分の手で終わらせるという決断をしました。

 

冒頭にも書いた通り、夏セメスターをオンラインでとることになれば、もう大学生としてカナダで過ごすことはなくなることも分かっていました。

それはやっぱり凄く辛いことだったし、外出禁止要請が出ている中でカナダにいる友達にお別れを言うことも出来ないまま去らなくてはいけないことも辛かったです。

 

しかしそれでも自分にとって一番大事なことは、大学でも、就職のことでもなく、友達や彼らとの思い出でもなく、自分の身の安全でした。

人間誰でもあれもこれも欲しがってしまうのは当たり前のことで、僕も色んなことを考え出してどうすればいいか分からなくもなりかけました。

 

でも自分の最優先事項を明らかにし、それを達成することのみに集中して、驚異の早さで帰国することが出来ました。

 

もちろんその選択をしたことに後悔はないし、むしろ誇りに思っているけれど、帰国してとりあえず落ち着いた今、カナダでのあの日常はもう戻ってこないんだな、と改めて実感して切なくなります。

 

いつか行こうと思っていたあのレストランに行くこともないし、みんなで図書館で勉強することもない。週末にみんなで集まって遊ぶこともないし、柔術のジムで仲間と汗を流すことも、バイト先で大将や女将と楽しく働くことも、そして何よりもあのキャンパスで授業を受けることはもうない。ちょっと遅刻して行ったあの授業が自分の最後の授業になるなんて、思いもしなかった。

 

結果論的に「あの時こうしてよけばよかった」という後悔は基本的にしないのですが、純粋な喪失感は感じます。

 

今回のことで普段何気なく送っている日常の大事さ、そしてその儚さを身を持って学びました。

 

築き上げてきた人間関係を手放すということ。

三年半前にカナダに来た時は、僕は正真正銘の一人ぼっちでした。

 

家族もいないし、親戚もいないし、もちろん友達もいない。

 

学校でも日本人はほとんどいなかったし、他の留学生達は授業外では母国語ばかり話すので、初めの一二学期間は孤独で辛かったです。

 

それでも自分から色んなことに挑戦したり、新しいコミュニティに入ったりして友達を作って、交友の輪を広げていきました。色んな国から来た、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々と日々生活するのは大変刺激的で多くのことを学びました。

 

今思い返せば、自分の人生の中で、自分の力で0から人間関係を作り上げてきたことってこれが初めてだったなと思います。海外生活が長くなるにつれて日本にいる人達とはだんだん疎遠になっていったものの、自分には自分の複数のコミュニティがカナダにあったので気にしていませんでした。

 

でも逆に言えばそれが僕が持っていたほぼ全てのコネクションでした。

 

しかし、それを僕は数日で全て手放す決断をしなければいけませんでした。

帰国を決めてからは時間が無さすぎて、自分が帰国することすら周りに言えなかったし、バンクーバーは外出禁止要請が出ているため、ほとんどの人に最後に会うことも出来ませんでした。

 

荷物は捨てられても、人間関係、みんなとの思い出とはそう簡単に決別できるものではありません。いくらインターネットが発達して、いつでも連絡がとれるようになったというものの、それでもやっぱり一緒に時間や場所を共有して、思い出を作ることには到底敵いません。

 

今回の帰国にあたって、それが一番辛かったことでした。

 

明日死んでも後悔しない生き方、の本当の意味。

よく「毎日を人生最後の日だと思って行動することが大事」というようなことを耳にしますが、個人的には賛同しません。

 

今日が人生最後の日なら、ジムにも行かないし、勉強もしないし、バイトもしないし、家事もしないでしょう。全ての時間を自分の大切な人達と過ごすことに割り当てます。

だからそれは何か違う。

 

結局僕が行き着いたのは「大事なのは今という時間を大事にして、毎日を出来るだけ一生懸命に生きること」というものでした。

 

今回、僕の留学は思いもしなかった形で突然終わることになりました。

それに対して心残りがないと言えば、もちろんそれは嘘になります。

もっとカナダの生活を満喫したかったし、もっと色んな思い出も作りたかった。

 

しかし今回のコロナウイルスは自分の力ではどうしようも無かったこと。

こういった自分の影響力範囲外のことにクヨクヨしても仕方がありません。

そこを思い切って割り切って二日で帰国できたのは、過去の経験のおかげもありましたが、大きかったのはこの三年半のカナダ留学を振り返って、「自分頑張ったな」「やるべきことはやれたな」と思えたことでした。

 

心残りはあったけれど、後悔はなかった。

 

それは自分なりに毎日一生懸命生きて、色んなことにチャレンジしてこられたからだと思うし、この正規留学というチャンスを与えてもらったことをありがたく感じます。

 

これからも手元にあるチャンスは全部生かして、悔いのない人生にしていきたいです。

 

最後に。

留学ってキラキラしたイメージがするけれど、実際正直かなりしんどい。

交換留学とか短期留学はまだいいけど、正規留学は本当にしんどい。

 

慣れない土地で過ごすのもそう、慣れない言語で生活することも、現地の慣習に馴染まなければいけないこともそう。人種とか宗教とか貧困とか、日本ではあまり馴染みのなかったこととも向き合って生きていかないといけない。

 

そして何より勉強がキツイ。

国内の大学に行くより間違いなくキツイ。

 

それでも正規留学なら日本に帰る大学も無いし、途中で投げ出して高卒のまま日本に帰るなんてこともまあできない。自分に莫大な金も期待もかかっていることも分かっている。

 

そういったえげつないプレッシャーの中で生き抜いた海外大の先輩達と高校生の時にお会いして、「この人ら半端ないな。俺もこうなりたいな。」と思って、国内大学の受験を完璧に捨てて僕は海外に飛び出しました。

 

そしてもうすぐ自分も海外大卒業生として、あの憧れだった先輩方の仲間入りをすることになります。

 

このタイミングで本帰国するのは予想もしていなかったし、もちろん寂しい。

けれど人生のこのステージで海外経験を積めたことは一生の財産だし、この機会を与えてもらったことに本当に感謝しています。

キザったいセリフになるけれど、これからも毎日を大事にして一生懸命生きていこうと思いました。

 

 

 

お前の平和ボケが人を殺す。日本人のコロナなめすぎ問題。

始めに、恐らくこの記事を読んだ人のほとんどが途中で気分を悪くして画面を閉じてしまうと思います。それでもあえて最後まで読んで欲しいことを冒頭でお願いしておきます。

 

おいらは怒っている。

 

俺は煽り系Youtuberとか、ああいった人々の不安感を煽ることで快感を得ている連中が大嫌いだ。それでも今回の件に関しては怒りの声を上げざるを得ない。

 

コロナで大ピンチのカナダから必死になって帰ってきて、そこで見た日本人達の異常なまでの能天気さにもはや危機感を通りこして寒気すら感じる。

 

彼らはニュースを全く見ないの?

海外で今何が起きているのか知ろうともしないの?

ゴーストタウン化した世界の大都市の数々を、病人が多すぎて機能停止している病院を、火葬が追いつかなくて山積みになった棺桶を、死人が多すぎて正式な埋葬が出来ずにそのまま地下に遺体を埋めざるをえない国のことを知らへんの?

知っているならばそれを元に自分達が今どう行動すればいいのか分からへんの?

 

これは将来起きる気候変動とかの問題やない。

今、この瞬間世界で起きていることやねんで。

 

てめえが食ったラーメンの味なんて誰も気にしちゃいない。

そんなものをインスタに上げてる時間があるならYoutubeでもなんでも使って世界情勢についての情報を集めてはいかがなものか。

 

政府の外出禁止要請を無視して外ではしゃぎまわるカナダ人やアメリカ人を見てきて、所詮こいつらも馬鹿ばっかりだなと思って帰国したら、自国民も同レベルかそれ以下ではないか。

 

十分な数のテストを行わない政府が悪い?

もっと強い政策を早く出せない政府が悪い?

 

政府だって五輪開催が決まっている中で、テストをして大々的に感染者数を公表して自らの首を絞めることは出来ないのは自明。日本側が自主的に延期、中止した場合は保険が下りず日本経済に大打撃を与えてしまうから政府だって今の状況の中で一応一生懸命頑張っている。

どうしてこういう時だけは日本人のお家芸である"空気を読むこと"が出来ないのか?

 

そもそも状況が悪くなった途端に掌を返して上の者を叩き始めるのは愚民のすることである。安倍さんを選んだのも我々国民、過半数の国民が五輪開催を支持していたし、開催が決定した時はお祭り騒ぎであった。忘れたとは言わせない。

 

民主主義国家で政府を批判するということは自分達の無能さを声高に叫んでいるのと同義であることも彼らは理解していないのであろう。

なんの責任も取れない奴らに限って小学生でも分かるような正論を振りかざして、おいらは正しくて賢いんだぜ、と威張ってみせる。

 

アホか。

 

正論が常に通用するなら誰も苦労せえへんわ。

 

もうこの際、一般大衆のことはどうでもいい。

そもそも一般大衆が賢く正しい判断を下せる国なんてほとんどない。

そこに期待すること自体が間違っている。

 

問題はエリート層だ。

 

俺が今回こんなに怒っているのは日本の未来を担うエリート層である自分の知り合い達があまりにも馬鹿げた行いを日々していることについてだ。

 

自慢になるが、俺の小中高の時の同期の多くが東大や京大などの日本のトップの大学に進学し、今まさに卒業している。恐らく就職するにしても、大学院にいくにしても皆レベルの高いところに行くことが決まっているはずだ。

 

やっぱり同期が活躍しているのを見るのは励みになるし、素直に祝ってあげたいけれど今の状況を見ているとどうしても出来ない。

 

日本のトップ大を出てエリートと呼ばれて、これから日本を引っ張っていくはずのお前らが、この大感染が広まるか防げるかの瀬戸際という大事な時になんで外で集まって飲み食いできるのか全く理解できない。

 

中でもヨーロッパから帰国したばかりで最低二週間は自宅にいなければいけないはずの奴が、普通に外に出て友達と飲み会をしているのをインスタにあげているのを見た時は正直吐き気がした。

お前が東大卒であろうが関係ない。お前のしている行為は非常に無責任でクズである。

恥を知れ。

 

みんな今まで頑張って、いい大学卒業出来て嬉しくて祝いたいのはもちろん分かる。就職も決まっているなら尚更だ。

自分ももうすぐ卒業で同じ立場になるからそれは凄く分かる。

 

それでもなんで卒業式がキャンセルになったのかは小学生でも分かるよな?

東京都知事が東京都のロックダウンの可能性を示唆しているんやで?

オリンピックも延期になってんで?

もう国もそろそろほんまにヤバイって分かってるってことは明らかやん?

 

自分がいたカナダの大学ではこのような現象は見なかったし、アメリカの大学でも同じようだ。みんないかにしてコロナ感染を防げるかといった内容をシェアしていたし、いかに家の中で時間を過ごすかというコンテンツをシェアしていた。

 

そりゃあったかくなってきたし、外に行ってはしゃいで友達とワイワイしたい。それは万国共通で当たり前だ。それでも彼らの多くが自分達の身勝手な行動が誰かの命を奪いかねないこと、社会全体を危機に晒してしまう危険性のあることをちゃんと皆理解して行動していた。

 

高等教育を受ける機会を与えてもらった恵まれた一部の人間として、当たり前の行為である。そういう高潔なプライドさえ感じられた。

 

それに比べて日本の"エリート"達は一体どうしてしまったのか。

普段は偏差値至高主義の歪んだエリート思考に囚われているのに、都合が悪くなったら大衆迎合に転じるのか。

 

これが所詮、偏差値、すなわちテストで良い点を取るという能力の高低を"賢さ"の絶対基準にしている日本の教育制度の限界なのかとすら思ってしまう。

まあ元々そういったところが大嫌いで自分は海外の大学に進学したというのもあるが。

 

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とまあここまで鼻息荒く汚い文を書き連ねてしまったが、別に自分が特別であるとか、マウンティングをとりたいとか、日本のエリートのみんながどうしようもない馬鹿ばかりだと言いたいのではないことは分かって欲しい。

 

もし自分がみんなのように日本の大学に行っていたらまず100%、間違いなく周りと一緒に外で騒いでいたであろうと思う。だって周りに誰一人として危機感を持っている人間がいない中で一人だけそんな発言して、違うことしてたら空気読めない変な奴やと思われるやん?意識高い系のキモい奴やと思われてはみごにされるやん?せっかく学生生活最後の時やねんから楽しいことだけしたいやん。

 

仮に世界情勢に関する情報収集をして自分が何をすべきか分かっていても、自分だけやっても効果がない上に自分だけ嫌な思いをするとなると、もう何のメリットも自分にはない。それならアホのふりしてみんなとつるんだ方が楽しいし楽だから自分ならそうするかもしれない。

 

恐らくこのような記事を読んでも、キモッと思って読み飛ばしてまた明日からも外に出歩き続けるであろう。自分なら恐らくそうする。

俺はそんなにできた人間ではない。

 

それでもこの記事を書いたのは正直悲しかったからだ。

いくら日本の偏差値至高主義の教育が心底嫌になって海外に出てきたからといって、それでも凄く努力して、受験や就活などの熾烈な戦いを何度も勝ち抜いてきた国内トップの大学のみんなのことは戦友として誇りにすら思っていた。また日本に帰って、そんな日本のエリート達と働くのを楽しみにもしていた。

 

ところがどっこい。

北米の学生と比べた時にあまりにも幼稚すぎる行動をとっていること、そして圧倒的な意識の差があることに心底幻滅してしまった。

 

確かに北米の学生の中にもビーチでパーティーしたりしてる馬鹿学生も一定数いる。それは事実だ。

それでも、やはりある程度レベル以上の大学に在学している学生達のほとんどは、自分たちが今何をなすべきか理解し、それにそって行動できていたと思う。

 

しかし日本ではトップの方の大学に在学中の学生でも、上記のような行動をとれているのは現段階ではほぼ皆無のように思えてならない。

これは非常に残念なことだ。

 

こいつらがこれからの日本を引っ張っていって、世界と渡り合えるわけがない。

世界トップレベルの大学出身の日本人達の多くが日本に愛想を尽かして帰ってこなくなるのも無理がない気がした。

 

今からでも、もしかしたら遅くないかもしれない。

少しだけでもいいから世界に目を向けて、自分がとるべき行動についてもう一度考えて欲しい。

 

 

 

おいらの緊急カナダ脱出作戦が始まるぜ

ここ一二週間、カナダの状況が日々目まぐるしく変わってきました。

 

学校の閉鎖、外国人の入国禁止、オンタリオ州の非常事態宣言発令、アメリカとの国境閉鎖、地方空港の閉鎖、BC州の緊急事態宣言、バンクーバー市の緊急事態宣言、飛行機会社の運行停止予告。

 

以上のような現状を踏まえて、このままカナダにいてはここに閉じ込められていつ帰国出来るか分からなくなると考えて明日、日本に緊急帰国することになりました。

 

このような形でカナダを離れることになるとは思ってもいなかったし、外出自粛の状況下で友達に最後に会うことも出来なかったのが心残りです。

しかし自分のコントロール外のことに心を砕いても仕方がないので、苦渋の決断を下しました。

 

もちろん沢山葛藤しましたが、様子見する時間も、悲しむ時間も無いので今は大急ぎで帰国の準備をしています。

 

また飛行機の中などで僕が帰国を決断した経緯などについて書きます。

 

日本に帰国予定の皆さんも、留学先に残る皆さんもどうかお体に気をつけて下さい。

カナダのコロナ事情 / 日本人の意識低すぎ問題

さて、いよいよカナダにもコロナの波が押し寄せてきました。

僕は現在バンクーバーに住んでいるのですが、大学の授業は全てオンラインになりました。

 

今のところ留学生への本国への帰国指示などは出ていないため、家で大人しくしています。恐らくバイト先のレストランももうすぐ営業を停止にせざるを得なくなるので、ほぼずっと家にいることになります。

 

カナダへの留学、ワーホリ等を検討されている方もいると思うので、3/17現在発表されている内容についてまとめます。

 

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目次

 

カナダ事情

1. 入国制限

カナダ国民、永住権保持者以外のカナダへの入国が一部を除き禁止されました。

外交官や航空業界勤務者、アメリカ国民は制限の対象外になります。

 

これにより学生ビザ保持者の僕達、学生は一度出国すると現時点では再入国することが不可能となります。僕は五月からの夏セメスターを終えると卒業なので、とりあえず現時点ではこちらに残ることにしています。

 

今のところはカナダでは、留学生の本国への帰国指示等は出ておりません。

 

ただ、もし夏セメスターの授業がオンラインに移行する事になれば本帰国する事になると思います。こっちにいるだけで生活費や保険料がかかるからです。

 

来年の四月から日本で働くことが決まっているので、それに影響が出ないことを願っています。

 

恐らくこの入国制限の影響で、カナダへの留学やワーホリは中止にせざるを得ないかと思いますので、詳しくは学校やエージェントに確認してみてください。

 

ちなみに僕の大学も来学期に予定していた他国への交換留学プログラムは全て中止となりました。

 

2. 学校閉鎖

公私立共に全ての教育機関の閉鎖が決まりました。

今までは公立の学校のみでしたが、私立の学校にも閉鎖が要請されました。

これにはChild careなどの保育施設や、小中学校も含まれます。

 

再開の時期などは現在のところ明らかにされていません。

 

3. オンタリオ州が緊急事態宣言

オンタリオ州が緊急事態宣言を発令しました。

 

これにより

1. 図書館や自然公園等の公共施設の閉鎖。

2. レストランやバーの閉鎖。(テイクアウトやデリバリーは可)

3. 全ての劇場の閉鎖。

4. 50人以上の集会の禁止。

 

などが実施されます。

 

カナダおなじみのTim Hortonsも、僕の地域の店舗では店内での飲食を禁止、ドライブスルーとテイクアウトのみになりました。

恐らく他の地域でも同様の処置が取られているかと思います。

 

BC州でも大規模なイベントやコンサートは全て中止、あるいは延期が決定し、僕も参加予定だった5月開催のバンクーバーラソンも中止されました。

 

僕のルームメイトはオンタリオ州出身ですが、明日には帰ると言っています。

そのうちカナダ国内の移動にも制限が出てくるのではないでしょうか。

 

4. 店舗の閉鎖

NikeAppleをはじめとしたブランドが、続々と実店舗の一時閉鎖に踏み切っています。

BC州でもチェーンのレストランの多くが3月末までの営業休止を発表しています。

 

ちなみに今日はSt Patrick's dayという祝日なのですが、ウイルスの拡散を防ぐため、ダウンタウンエリアの飲食店は全て閉鎖されます。

 

おまけ: アメリカ人が爆買いしているものは?

今朝のニュースでアメリカでは銃販売店に客が集まっているとありました。

 

インタビューに答えた人の中には「非常事態になったら自分の身は自分で守らなきゃいけないだろう」という人もいました。

 

この現象がアメリカ全土で起きているわけではないとは思いますが、やはり留学先はアメリカにしなくてよかったなと思っています。

 

日本、大丈夫?

もうオリンピックはええんちゃう?

昨日、G7の電話会談がありましたが、そこで安倍首相は「オリンピックを完璧な形で実現する」と発表したそうな。

 

オリンピックは経済面でも、日本のメンツを保つためにも大事なのは理解できますが、流石に予定通り開催等のはキツすぎるのではないでしょうか。

 

中止や延期になった場合の経済的なダメージはかなり大きくなりますが、東京オリンピックのせいで事態が深刻化したりした場合、日本の国としての信用問題になりかねません。

 

オリンピックのために頑張ってきた選手の皆さんのためにも、根拠なく「予定通り開催するんだ」と言い張るのではなく、具体的な延期、中止策を発表するのが妥当であると考えます。

 

日本人の意識低すぎ問題

 アメリカ、カナダ、イギリス等が、それぞれ思い切った政策をとっている中で、日本の対応はあまりにも中途半端すぎると感じます。

イギリスのように集団免疫を獲得する政策でもなければ、カナダのように徹底的に押さえ込もうとする政策でもない。

 

学校も閉まっているところがあれば、開いているところもあり統制がとれていないし、入国制限に関してもザルザル。

 

カナダ政府は不要な外出を控える要請、国外にいる国民への帰国要請/渡航費補助、レストラン等の実店舗の閉鎖要請、そしてそれに伴う低収入層への金銭的補助など次々と対応策を出しています。

 

それでもカナダ人は政府の対応が遅いと怒っています。

 

一方で前述の通り、日本政府の対応はあまりにも手ぬるいし、遅い。

それに対して日本人の中にも政府に対して憤りを感じている人も一定数いるようです。

 

しかし、そんな日本政府を叩いている日本国民も同様に意識が低すぎると感じます。

実際多くの国民がまだ海外旅行をしたり、国内を自由に動き回っています。

日本人も、中国人や韓国人を「コロナ 流行ってるのに日本に来るな」と叩いていますが、自国民も同じ行動をとっている事に関してはノータッチのようです。

 

政府も政府ですが、僕たち日本国民の意識も低いと感じざるをえません。

 

しかし、それもある意味仕方のないことかもしれません。

日本人の平和ボケは今に始まった話ではありません。

朝のワイドショーなどは、国民の不安を無駄に煽るようなことばかりを繰り返して、視聴率稼ぎに必死。

 

カナダの友達(もちろん全員ではない)はインスタなどでもいかにウイルスの拡散を防ぐか、政府の対応に関するニュースなどを積極的にシェアしているものの、日本人はいつも通り自分が遊びに行っているところなどしか上げていません。

 

逆に日本だと、コロナ関連のニュースなどをシェアし始めたりしたら「うわあ、意識高い系かよ」「過剰反応しすぎなんだよなあ」などと白っとされて終わりでしょう。

 

北米、ヨーロッパ等の国々が次々と非常事態宣言を出している中で、発生源の中国からから最も近い国の一つである日本が安全なわけがありません。

単純に十分な数の検査がなされていないだけなのです。

これぐらいのことは誰にでも分かるはずなのに、恐らく海外で何が起こっているのかニュースもチェックしないし、考えることもないのでしょう。

 

陰謀論等に興じる前に、実際に世界で何が起こっているかを知っておき、それについて考えることは非常に重要です。

 

詰め込まれる式の日本教育を受けてきた僕たちは、自分から積極的に情報を手にいれる、それを元にして自分の頭で考える、自分の意見を発信する、といった行為が苦手な傾向にあります。

 

そして自分、あるいは自分が属しているグループとは異なる性質のもの見つけるや否や「キモい」「うざい」「空気読めない」と必死に排除しようとする。

そしてそれは集団単位で行われることが多い。

 

恐らくこの記事を読んでくれている人の中にも「こいつ典型的な留学生カブれやな、コロナに脳みそやられとんちゃうか」と一笑に付す方が多いことでしょう。

僕もずっと日本国内に住んでいたら、同様に感じると思います。

 

それでもこのような内容を発信しようと思ったのは、僕たちの世代が意識を変えていかなければならないなと感じるし、海外に出てこれたという経験を通して学んだことを共有することが大事だと考えるからです。

 

日本人にも良いところはもちろん沢山ありますが、あらゆる面で意識が低すぎる。

 

ただこういった内容を自分で打っていても、意識高い系でキモいと感じるのは、自分の日本人としてのアイデンティティが故でしょう。

 

今回の件で、自分も将来は日本以外にも拠点を作って、生きていかなければならないなと考えさせられました。